ねむいうさぎ

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【コロナ】ニュージーランドの最新情報、現地ワーホリ者の状況まとめ

 

コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている中、ニュージーランドではつい数週間前まで他人事のような雰囲気でしたが、ここ一週間で一気に感染者が増えたことにより事態が一転しています。正直、状況の変化が速すぎて付いていくのが大変です。

 

2020年3月25日現在のニュージーランド政府の対応と、現地の様子、ワーホリ者としての状況をお伝えしたいと思います。

 

 

コロナに対するニュージーランド政府の対応まとめ(3月25日)

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ニュージーランド国内で確認された感染者は、現地時間24日午後4時時点で142人となっています。数字で見るとまだそこまで…という感じがするかもしれませんが、そのスピードは驚異的で、たった一週間で5→39人になったのち、あっという間に100人を超えました。

 

この英語サイトに載っている、コロナウイルス感染者推移のグラフを見るとわかりやすいです。

www.nzherald.co.nz

 

恐ろしいことに今最悪の状況のイタリアと同じような線を描こうとしています。

 

そんな状況の中、現在ニュージーランドは以下の対応を取っています。

 

  • 外国からの入国後14日間の自主隔離→外国人入国禁止
  • 不要不急の外出禁止、人の集まるイベント禁止
  • 出勤不可(仕事体系にもよるが約4週間休みまたは自宅勤務)(有給)
  • 学校休校(オンライン学習)
  • 25日からニュージーランド全土でロックダウン

→閉鎖状態。スーパー・病院・ガソリンスタンドなど、生活に必要な機関を除いてお店や施設が閉鎖され、自宅にいることを強いられる。

 

これらニュージーランド政府の対応に対し、は迅速な対応・決断だという声が多いです。

 

 

 

25日からコロナウイルスに対する警戒レベルが、MAXのレベル4に引き上げられ、最大限の対応でこの事態を乗り越えようという意志が垣間見えます。

 

 

コロナによる影響は?ニュージーランドの現地からの様子

 

ニュージーランドでも各国と同じようにスーパーでの買い占めやトラブルが起こっています。行き過ぎた考えの人ってやはりどこにでもいるんですね…。ただ、私が今まで行ったスーパーでは、数は少ないものトイレットペーパーやパンが全て売り切れている、というようなことはありませんでした。

 

 

筆者は一週間前まで南島を旅行していて、その印象としては、当たり前ですが観光地に観光客がほとんどいませんでした。長い行列で有名なクイーンズタウンのファーグバーガーに列ができていないくらいです!(わかる人にはわかる)

観光業で成り立っているニュージーランドとしてはかなり厳しい状況のように思います。

 

現在クライストチャーチという都市に住んでいる印象としては、ロックダウン直前の買い物ラッシュはもちろん起きていますが、住民からはそこまでのパニックは感じられません。一緒に住んでいるローカルの友達も、この状況は変えられないので、せめてこのロックダウン期間を有効に使おうと絵具を買いに出かけました。

 

何とかこの期間のうちに感染の拡大が収まることを祈るばかりです。

 

 

ニュージーランドワーホリ者の置かれた状況、ビザに関する最新情報

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もちろん健康が何より大事ですが、ニュージーランドでワーホリをしている身としては、このコロナパンデミックの中でビザの問題を避けて通ることは出来ません。

 

私のワーホリビザは2020年5月に切れる予定ですが、「もしそれまでに帰国できなかったら…」という心配が常にありました。

 

というのも、世界各国が入国禁止やトランジット(乗り継ぎ)禁止を発表し、ニュージーランド→日本へのフライトがほぼ不可能になってきたからです。NZ航空の直行便はとうに売り切れ、シンガポール、香港、台湾も乗り継ぎ不可能、乗り継ぎに健康証明が必要だったりと、航空会社が次々とフライトの運休や削減を決める中で、今後の決断を迫られていました。

 

 

そんな中昨日(24日)発表されたのが、すでにテンポラリービザ(ワーホリ、学生、ビジター、インテリム)保持者で、期限が4月1日から7月9日までの間の人は、自動的に9月下旬までビザが延長されるというものです!

ビザの延長にこちらから手続きをする必要はなく、移民局からのメールを待っているだけで大丈夫です。

 

ただ同ビザ保持者で、期限が4月1日までに切れてしまう人は、ニュージーランドからの出国が困難な場合はオンラインで新たなビザ申請を行う必要があります。新たなビザ発給までに期限が切れるのを防ぐため、一時的なインテリムビザが発給されます。

 

何ということでしょう。ビザの延長を実は待ち望んでいましたが、本当に実現するとは期待していなかったので、私としては大きな不安は取り除かれました。

 

しかもワーホリビザのまま延長なので働くことも可能です。当面の生活費の心配はしていなかったものの、やはり働けないまま何カ月も取り残されたら…という思いもあったので、これに関しては移民局の柔軟な対応に感謝です。

 

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今後も刻々と状況は変化していくことは確かなので、まず正確な情報を集め、他者と協力しながら冷静にこの危機を乗り越えていきましょう。

 

 

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