【バスキングに必要なもの】ニュージーランドの路上で書道に挑戦【準備編】
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さて、バスキングをすると決めたらすぐに準備に取り掛かります。準備と言っても全く大したものではありませんが。
ところで、前回の記事にも追記しましたが、日本語でバスキングという単語を使うときは広義でアートや大道芸も含むことが多いですが、英語でbuskingと言えば主に音楽パフォーマンスのことのみを指すそうです。ネイティブに教えてもらうまで知りませんでした。
最初から読む場合はこちらから↓
書道バスキングに必要なもの
準備の話に戻りますが、まず必要なものを集めるところから。書道バスキングに必要なものをざっとリストアップしてみると、
- 筆
- 墨汁
- 紙
- シート
- 座布団
- 重し
- 落款印(ハンコ)
となりました。
- 筆・墨汁→おそらく一番用意するのが大変ですが、私は運よく日本から筆ペンを持ってきていたのでそれで代用。今度オークランドに行った際にちゃんとした書道セットを買うつもりではありますが、予定は未定w
- 紙→ニュージーランドの文房具って高いから、どうしようかな~と思っていたら、挑戦の話をした友人がすごく興味を持ってくれて、家にある大量の紙をくれました!しかも普通のコピー用紙のようにツルツルしていなくて、半紙の少し厚い版みたいなめっちゃ良い紙!私が書いた字もすごく喜んでくれて有り難い。
- シート→タウポの安いお店で奇跡的にサイズも、畳っぽい素材も理想のシートを発見!5.5NZDで購入。
- 座布団→地面は固いので、何か敷くものがあればなーと思っていたら、これまたお世話になっていた人がプラスチックの「プチプチ」(正式名称:気泡入り緩衝材だそう。へぇー!!!)を大量にくれました。これは車内泊用に、中の温度を保つために使ったら?って頂いたのですが、足に敷くのにちょうど良いので使わせてもらうことに。
- 重し→もちろん文鎮(ぶんちん)なるものはニュージーランドには存在しないので、近所を練り歩き石ころを拾い集めてきました(笑)そんなすごい量でもないし、公園に落ちているようなやつだから“悪”ではないと思うけど、拾う時めっちゃ人目を気にして泥棒みたいだったので絶対に怪しかった。
- 落款印(ハンコ)→全然なくてもいいけど、白黒の面に赤の印が押してあるだけで締まるし、何よりかっこいいんじゃね?ってことで作ってみることに!もちろんハンコなんて作るのは小学生ぶり!まず消しゴムを購入して、デザインを考えて、下書きをして、彫るのみ。
(Kと、書道の「〇〇書く」をかけてます。笑)
カッターなどなかったので、串とつまようじで彫りました。彫っている途中で、「いや、こんな細かいデザイン絶対無理!」って気づいたので簡略。そして完成!やれやれ。「ポンッ」
えっ………。どんだけアホなん……???
二十何年生きてきてハンコの原理さえわかってないとか…。もうやり直すつもりはないのでデザインということにします。スタンプ台は2.5NZDで購入しました。
以上で必要なものはそろったので、あとは「マインド=膨大な量の勇気」を持つのみです!あ~Kmartあたりに売ってないかな~(笑)
ニュージーランドのバスキングの規定
そしてもう一つ重要なことが、しようと思っている地域のバスキングのルールを調べること!地域によって、路上パフォーマンスをするのに市や町の許可がいるか、それとも迷惑をかけなければある程度自由にやっても良いかが変わってきます。「地域名+busking」で検索すると簡単に出てきます。
例えば、ハミルトンでは申請用紙に記入してあらかじめ許可を取る必要がありますが、私が現在滞在しているケンブリッジでは、「バスキングは地元の人も観光客をも楽しませる昔からのエンターテインメントであり、バスカーがいる風景もその町の色である」として、許可なしでも出来ます。(考え方が素敵!)
ただ、許可が必要だからと言って、許可なしでしていると大変なことになるかと言えばそうではないようで、実際にニュージーランドでバスキングをした人のブログを読んでいても、ちゃんと手順を踏んでしている人はほとんどいませんでした。
「注意されたらやめたらいいや」くらいの感覚でしている人の方が多く、周りの人に迷惑をかけずに一部の人を楽しませているのならいいのかなーという気もします。そこは何とも言えませんが。どうするにせよ、これからもしバスキングをしようと思っている人がいれば、その町のルールには必ず目を通しておいた方が良いです!
次回、人生で一番勇気を振り絞った【実行編】でこの話は終わりにします。
めめ(@nemuiusag_)