ねむいうさぎ

寝ながら書いてます。【海外一人旅/ワーホリ/ニュージーランド/お金/タイニービジネス/Ethical&Low-waste】

ニュージーランド・ファーノース地方でおすすめの観光スポット7選!

 

ニュージーランド北島の北の果て、ファーノース地方で暮らしている筆者による、ファーノースへ来たらぜひ訪れたい観光スポットを紹介します!

 

 

ニュージーランド・ノースランド・ファーノースってどの辺?

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まず初めに、地域の名前が色々出てくるのでニュージーランドの地方分けについて簡単に説明します。

 

日本でも「西日本の、関西の、兵庫県の、神戸市の三宮。」といったように細分化できすが、ニュージーランドでも同様に地域によって名称が異なります。今回紹介する地域は、ニュージーランド北島の、ノースランド(Northlamd)地方の、ファーノース(Far North)地区ということになります。

 

ファーノースには有名なベイオブアイランズ(Bay of Ilands)という地域があり、その中のパイヒア(Paihia)とケリケリ(Kerikeri)という町のちょうど間くらいの田舎に私は住んでいます。

 

 

ニュージーランド・ファーノース地方でおすすめ観光スポット8選!

 

ワイポウアフォレスト(Waipoua Forest)のカウリツリー

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ファーノース地方の西海岸にあるワイポウアフォレストには、ニュージーランド原産のカウリの木を間近で見ることができます。

 

カウリの木は古来からマオリ族にとって神聖なものとされていて、中でもここワイポウアフォレストにはニュージーランドで最も有名で最も巨木とされる「タネマフタ」がいます。

“森に棲むすべての生物はタネマフタから生まれた”という神話もあるくらい、「森の神」として人々を見守り続けてきたタネマフタを前にすると、とても不思議な気分になります。

 

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ころころと表情を変える熱帯雨林のサブトロピカルな気候もあいまって、同じニュージーランドでも全く別の世界に来たような感覚にさせられます。

 

ワイポウアの森には他にも、「テマツアナヘレ」や「フォーシスターズ」など有名なカウリの木がいくつかあり、駐車場から少し歩くだけで見られるので、セットでの見学をおすすめします。

 

 

ケープレインガ(Cape Reinga)の灯台

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ノースランド、ファーノース観光の定番と言えばここ、ケープレインガ。人が訪れることのできるニュージーランド最北の地です。辺りには何もなく、強風の中、タスマン海と太平洋の二つの潮が激しくぶつかり合う様子は少し恐怖さえ感じてしまうほど。

 

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Tapotupotu Camping Area

 

ケープレインガへは途中から舗装されていない道になるので、どの町から出発するかにもよりますが、日帰りだと結構ハードなドライブになるので、ケープレインガ近くのキャンプ場で一泊するのもおすすめです。

 

 

90マイルビーチ(90mile Beach)

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写真があほほど天気悪いのしかなくてすみません(笑)

 

ケープレインガヘ行く途中にある広大なビーチで、90マイル(約140㎞)ビーチという名前ですが実際は88㎞しかありません。ビーチですが普通の道として扱われているので、砂浜を車で高速走行できる珍しいスポットです。

 

ただし、普通車では砂にハマって抜け出せなくなるリスクもありますし、レンタカーでは走行できないので注意してください。

 

私が行ったときはかなりの強風で景色どころじゃなかったのですぐさま退散しました…。

 

 

ジャイアントサンドデューンズ(Giant Sand Dunes)

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90マイルビーチのすぐそばにある巨大な砂漠、ジャイアントサンドデューンズ。「なぜこんなところに砂漠ができたんだ」って思ってしまうほど突然に現れて、緑が生い茂る山と無機質な砂漠のコントラストはなかなか不思議な光景です。

 

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砂山の上から滑り降りるサンドボードなどのアトラクションも人気です。ツアーで行くと組み込まれている場合もありますし、駐車場に「ボード貸出いくら」とかいう看板を掲げたトラックも停まっていました。

 

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幾層にもなる砂の様子がまるで樹齢何百年もの木の幹のよう

 

 

パイヒア(Paihia)⇄ラッセル(Russel)周辺

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夏の観光地として人気なベイオブアイランズのパイヒアの対岸にある半島がラッセルで、ラッセルへはパイヒアからフェリーで行けます(所要時間5-10分)。

 

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普通に人のみのフェリー(パイヒア桟橋より)と、車に乗ったまま移動できるフェリー(オアプ港より)があり、私は車で行きました。道の先がそのまま船になっていて、チケットなど何も買わなくても待っていたら勝手に出発します。スタッフが順に回ってきたらその時に料金を払う仕組みになっています。(普通車片道$13.5

 

ラッセルの町自体は小さいですが、海辺の町の雰囲気があってとても素敵です。綺麗な水色に輝く海に浮かぶ無数のボート、歴史のあるヨーロッパ調の建物、と絵になる景色を楽しんだ後は地元で獲れた新鮮な魚や牡蠣で舌鼓。

 

実は今から180年ほど前、ニュージーランドの最初の首都として指定されたのが当時のラッセルなんです。実際は数カ月しか機能していなかったみたいですが、こんな小さな町が首都だったなんて驚きです。

 

 

カリカリペニンシュラ(Karikari Peninsula)

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ケープレインガのある半島のお隣の半島がここカリカリペニンシュラ。面する「ダウトレスベイ(Doubtless Bay)」は豊富な水産資源と、穏やかで美しいビーチの数々が特徴です。海を存分に楽しみながらレイジーホリデーを過ごしたいなら特におすすめ。

 

私はカリカリペニンシュラのビーチで乗馬をしましたが、これが最高でした。自分たち以外誰もいないビーチで、犬と馬と戯れる、平和でこんなにも美しい時間が簡単に手に入るニュージーランド、侮れません。

 

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コカコーラレイク(Coca Cola Lake)はその名の通りコーラ色をしている珍しい湖。なぜ茶色をしているのかと言うと、タンニン(酸)という物質を多く含むからだそうです。

 

 

Ngawha(ナーワ)の温泉

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ケリケリから車で15分くらいで行ける山の中ににNgawhaという天然温泉があります。料金は大人5ドルとお手頃ながら、トイレや更衣室などの設備はしっかりあるので安心してください。

 

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温泉の種類はいくつかあって温度も様々です。お湯は全体的に黒っぽい色をしています。基本的に屋根のない屋外にある温泉施設で、ニュージーランドでは当たり前ですが水着を着用して入浴します。

 

 

 

魅力たっぷりのニュージーランド・ノースランド・ファーノース観光は車で!

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ニュージーランドはほぼどこでもそうですが、今回紹介した観光スポットは全て車で行くのがおすすめです。ケープレインガくらい人気のスポットだとバスツアーもたくさん出ていますが、せっかく遠くまで行くのでついでにカリカリペニンシュラや90マイルビーチ、サンドデューンに寄ってゆっくりしようと思ったらやはり車があったほうが自由に行動できます。

 

旅行では難しいですが、ワーホリや長期ビザでニュージーランドにいる人は車は買って損はないと思います!

 

めめ(@nemuiusagi_