ねむいうさぎ

寝ながら書いてます。【海外一人旅/ワーホリ/ニュージーランド/お金/タイニービジネス/Ethical&Low-waste】

ニュージーランドで家賃を浮かせるための神サイト【Kiwi House Sitters】とは

 

 ニュージーランドの家賃や宿泊費は決して安いとは言えないので、こちらに来てからというもの、いかにそこの出費を抑えるかに尽力してきました。HelpxWHOOFは以前にも紹介したことがありますが、それら「働く代わりに家賃がタダ」系サイトよりもさらに素敵なサイトがあります。

 そのサイトにはただでさえライバルが多くて大変なのに、知名度が上がりさらに使いにくくなったら…と思うと本当は誰にも教えたくないのですが、私はブロガー、良い情報は喜んで共有します!!(逆にこの零細ブログでもし知名度が上ることがあるならそれはそれで嬉しい笑)

 

 Helpxで家賃を浮かせた経験についてこの記事で触れています↓

www.nemuiusagi-jp.work

 

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ニュージーランドで家賃を浮かせるための神サイト【Kiwi House Sitters】とは?

 

 今回紹介するのがKiwi House Sitters(キウィハウスシッターズ)です。日本人の間ではまだ知名度は低めで、周りでやっている人は見かけたことがありません。内容は名前の通り、ハウスオーナーとシッターを繋げるためのマッチングサイトで、ニュージーランドでいくつかある同じようなサイトの中では最も大きなサイトと言えます。

 

 ホリデーやビジネスなどの理由により自分の家を一定期間離れるオーナーが、シッターを無料で寝泊りさせてあげる代わりに家を空き巣から守ってもらい、ペットの世話やガーデニングをしてもらう、というお互いにwin-winの関係が成り立つ仕組みです。

 

 そうは言っても、現実問題としてシッターとオーナーの需要と供給のバランスには圧倒的な差があり、シッター側が飽和状態なのは容易に想像ができるでしょう。

 

 実際に掲載されているシッター募集内容を見てみると、たいていの場合「犬2匹の世話」や「猫と金魚の世話」など、一般的で誰でも出来て簡単な内容です。ニュージーランドなので田舎では牛や馬がいたりもしますが、それでも一日何時間もかかる仕事内容ではありません。むしろ動物が好きだったら、動物と暮らしながら家まるまるを使えるのは最高でしかありません

 

 よって、シッターの座は世界中からの旅行者(滞在者)が狙っています!

 

 

Kiwi House Sittersの賢い使い方・マッチするためのコツ

 

 前述した通り、普通に使っているだけでは到底マッチしません(経験済み)。ここからはKiwi House Sittersの効率的な使い方について書いていきます。

 

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Kiwi House Sitters公式サイト

 

 まずサイトに登録してログインします。利用するには年会費として84NZD支払う必要がありますが、新規登録する際にこのプロモーションコード→【AAA4V2】を入力すると10NZDのディスカウントが受けられるので74NZDになります。私はこのコードが欲しくてネットでめちゃくちゃ探したのに見つけられなくて、しぶしぶ正規の値段を払いました…。

※このコード、期限が二週間と決まっているので、期限が切れてからもし利用したいという人がいれば、コメントもらえると新しいコードを送ることもできます。

 

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感覚的で見やすい掲載画面

 

 登録出来たらプロフィール文を作成し(←重要!)、メニューから「FIND HOUSESITTING JOBS」で、希望の場所・日程を検索します。結果がいくつか出てくると思いますが、この時点で深く考える必要はありませんいいなと思ったものには片っ端からコンタクトを取っていきましょう!大丈夫、返信来ませんから!笑

 

 始めたばかりの頃は日程が被っていたら、「最初にメッセージを送った人から返ってくるまで他の人には送らないほうが良いかな…」とか色々考えていましたが、個人的には時間の無駄です。送り続けて、万が一両者から良い返事が来たとしても、どちらかを断れば良いだけです。

 

 

 二つ目のポイントとして、電話番号を載せている人には直接電話することをおすすめします。電話番号を表示させるかは任意なので載せてない人もいますが、載せている人も半分くらいはいます。オファーは速さが勝負なので、もたもたしていると他の英語堪能でルックスも見慣れている(kiwiから見て)欧米人に先を越されてしまいます。オーナー側は選び放題なので、正直英語もろくにできないアジア人には不利です。

 

 

 電話は最初は緊張しますが、これも慣れ。

  • 「Hi, I’m Meme from Kiwihousesitters. I saw your advertisement and I would love to help your dogs. Have you found anyone already?」

とかなんとか言っていました。私は電話嫌いなので極力避けていましたが(笑)

 

 メッセージの返信がない人も、電話だと出る可能性があり、出てしまえば当然会話をするので話が前に進みやすいです。

 メッセージだと募集が投稿されたその日に送っても、次の日に「ごめんなさい、もう見つかりました」と返ってくることも珍しくありません。一体どれだけのオファーが来ているんでしょうか。

 

 ちなみにオーナー側は前述した登録料($84)などは一切かからず、利用・掲載無料なので、そこまで真剣にやっていないこともオーナー側とシッター側の温度差の原因かもしれません。

 

 

 そして三つ目のポイントとして、「時期」があります。シッターを探している人は主にホリデー(旅行)で家を離れるので、当然クリスマスから年末年始、ニュージーランドでは年に4回あるスクールホリデーの時期を狙えばたくさん募集が出ているので採用されやすいです。

 

 とにかく、良いオーナーとマッチするためにはサイトを毎日チェックして、断られて当然と思って数打ちまくるしかないです!

 

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実際にキウィハウスシッターを利用して一軒家にタダで滞在してみた

 

 ひたすらメッセージを送りまくってようやく採用されたのはハミルトンのお隣、ケンブリッジ(Cambridge)に住むファミリー。募集の投稿日が随分前だし、メッセージは全然返してなさそうだったのでダメもとで電話してみたら、なんとあっさりOK。しかも記載の日にちの一週間前にタウポを出ると言ったら、「そしたら早めに家に来て様子を見る?」と言ってくれて、タイミングばっちりで万々歳でした。

 

 ケンブリッジは規模としては小さいながらも豊かな町とは聞いていましたが、オーナーさんのお家もやはり大きな新築。私にはベッドとソファと専用トイレまであるめちゃくちゃ素敵なお部屋を用意してくれていました!

 

 そこでの仕事は、

  • 犬(3匹)の相手、散歩
  • 猫(2匹)の世話(ほぼすることない)
  • 牛(ペット2頭)の餌やり

 

が主ですが、全く大変なことはありません。というのも、家族全員が旅行に出かけている訳ではなく、お父さんは普通に家にいるので、夕方の牛の世話と犬とのボール遊びはお父さんとしています。「私いる???」と正直思いましたが、こちらとしては有り難い話です。

 いくらただの「ハウスシッター」とは言え、他人の大事な命がかかっているので、その責任を全て背負っているわけではないのは精神的に楽です。

 

 ただこの例は稀で、ほとんどの場合は家に誰もいないので、もちろん最低限の責任感と信頼できる人物であることは求められます。

 

 

 三匹の犬たちは本当に愛おしくて、黒いやつだけ少々想像を絶するほど食い意地が張っていますが、すぐに私を受け入れてくれました。毎朝寝室のドアを開けると、みんな全力で再会を喜んでくれて、「ああ、犬って素晴らしい生き物だな」と癒される日々です。

 

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 イングランド出身のオーナー(お父さん)も親切で、毎日色んな話をしたりご飯に連れて行ってくれたりと、こちらが申し訳なくなるくらいです。知り合いのほとんどいないNZでこうやって素敵な出会いがあるのは本当に嬉しいですね。

 

 動物が好きなら間違いなく有益な時間を過ごせるハウスシット、ワーホリ・留学・長期旅行者におすすめです!(ただやっぱりあんまり流行らないでほしい。 笑)

 

めめ(@nemuiusag_