【使い心地・メリット】ニュージーランドで固形シャンプーデビューしてみた!
固形シャンプー・固形コンディショナーって使ったことがありますか?ニュージーランド発のEthique(エティーク)がお洒落インスタグラマーに取り上げられたりして、日本でもじわじわ人気が出てきています。
筆者が住んでいるニュージーランドでは、固形シャンプー・コンディショナーは日本よりも知名度が高く、普通のドラッグストアでも見つけることができます。私自身ももともとは全くのノーマークでしたが、エコ先進国ニュージーランドへ来て目にするようになってから興味を持ち始めました。
実際に固形シャンプーと固形コンディショナーを購入・使用してみたので、気になるその使い方や使い心地、メリットについてシェアします。
そもそも固形シャンプーとは?液体シャンプーとどう違うの?
固形シャンプーは他にも「シャンプーバー」、「ソリッドシャンプー」などとも呼ばれています。その名の通り一般的な液体シャンプーとは異なり、見た目は石鹸そのものです。
液体シャンプーに何の疑問も抱かずに数十年使い続けていましたが、液体シャンプー・コンディショナーの約90%は水分なので、私たちはほぼ水をわざわざ購入し続けていたということですね。
そういう意味では、私はめんつゆは絶対ストレートではなく3・4倍濃縮を買います(笑)
シンプルで簡単!固形シャンプーの使い方
使い方はいたってシンプル。固形シャンプーを濡らした髪に直接当て、撫でるようにして泡立てると、すぐにもこもことした泡が出てきます。後は普段通りに洗うだけです。
使用前はちゃんと泡立つかどうかが気になっていましたが、想像以上に泡立ちが良くてびっくりしました。
コンディショナーの場合も同様に、髪に直接固形コンディショナーを当て、髪の毛のキューティクルに沿うようにして上から下へ何回かスライドさせます。そして時間を置いて流すだけです。
固形シャンプー・固形コンディショナーのメリット
液体シャンプーではなくわざわざ固形シャンプーを使うメリットとして、以下のことが挙げられます。
- 場所を取らない
意外と場所を取る液体シャンプーのボトル。固形だと手の平サイズの石鹸なので、どこにでも置けてインテリアの雰囲気を壊しません。たかがボトルですが、お風呂場の中に無駄なものがないというだけでずいぶんと気持ちがすっきりするのも事実です。
使いかけでも鞄に入れて持ち運べるので、旅行や出張が多い人には特におすすめです。
- 液体シャンプーよりも長く使えて経済的にお得
固形シャンプーや固形コンディショナーは一般的に液体シャンプーよりも値段が高めですが、何倍も長く持ちます。ニュージーランドブランドEthiqueの固形コンディショナーは、ー個で350mlの液体ボトル約5本分に相当するとの記載があります。
- 無駄が少なく環境に優しい
シャンプーを買い替える度に毎回プラスチックの大きなボトルがゴミになりますよね。詰め替え用を買ったとしても、プラスチックの容器ゴミは発生します。
一方、固形シャンプーだと多い包装でも紙箱に入れられているだけ。ナチュラル系のお店に置いてあるようなハンドメイドのものだと、名前と説明だけ書かれた紙がちょこんと付いているだけのものもあります。
全てのゴミをなくすことは不可能だし、生活のあらゆる面でそこまでストリクトになる必要はないと思いますが、自分の選択が少しでもエコに繋がると嬉しいですよね。
固形シャンプー・固形コンディショナーのデメリット
固形シャンプーのデメリットとして挙げられることは正直ほとんどありません。しいて言うならば、まだまだメジャーではないので香りや種類の選択肢が少ないこと、取扱店が限られていることがあります。
実際に固形シャンプー・固形コンディショナーを使ってみた感想
実際に使ってみて、「なんで今まで使わなかったんだろう」という気持ちになりました!洗い心地は液体シャンプーと何ら変わりませんし、コンディショナーと合わせて使えばそこまでキシキシもしません。
もちろん個人差はありますが、心なしか髪の毛が健康的になった気もします。
市販の一般的な液体シャンプーのような作られた香りより、オーガニック系のアロマやハーブの香りが好きな人には、香りもきっと好みのものが多いです。
固形シャンプーを購入するならどのブランドが良い?
では実際に固形シャンプーを購入するとなったらどこのブランドが良いでしょうか?私が購入したのはニュージーランドのForageというブランドの固形シャンプー、Ethiqueの固形コンディショナーです。
とりあえず色々試してみたかったので違うブランドを選びましたが、なんせ持ちが良いので次に購入するのはいつになるかわかりませんけどね。
Forageはニュージーランド・ハミルトンからナチュラル系プロダクツを提供しているブランドで、コンディショナーやシェイビングバーも販売しています。私はラベンダー&ティーツリーを使っていますが、香りの良さに驚きました。
クラフトマーケットなどに行くと同じようなハンドメイドの小さなブランドがいくつもあります。お気に入りを見つける過程も楽しいですよね。
Ethiqueはニュージーランドの一人の学生から始まった世界的ブランドで、日本での取り扱いや種類も豊富です。ここの製品はそこまで香りは主張しないのと、バーが固めなので濡れた髪に擦っても全然減りません。
こちらの記事でEthiqueの成り立ちについて書かれています↓
また、カラフルでポップなのにナチュラルな製品作りでおなじみのLUSH(ラッシュ)は随分前から固形シャンプーを販売しています。
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自分に合った固形シャンプー・固形コンディショナーを見つけて生活の質を上げよう
固形シャンプー・コンディショナーは日本ではまだまだ店頭で見かける機会は少ないかもしれませんが、ネットだと気軽に試すことができます。
まずは気になるものを試してみて、徐々に自分に合うものを見つけてみてください。
きっと液体シャンプーには戻れなくなりますよ!
めめ(@nemuiusagi_)
個性的な見どころ満載!コロマンデル半島一周【1泊2日モデルプラン】
ニュージーランド北島の人気観光地、コロマンデル半島へ行ってきました。そう、前回記事にした罰金事件↓の現場です(笑)でも今回は楽しい場面しか切り取っていないので安心w
コロマンデル半島へ旅行を考えている人へ、私が実際に行って良かったスポットを詳しく紹介します。
見どころ満載!コロマンデル半島一周【1泊2日モデルプラン】
私の場合はハミルトンの隣町ケンブリッジから出発して、一泊二日でコロマンデル半島を一周した後オークランドへ向かいました。オークランドからは混んでいなければ二時間程度なので日帰りでも楽しめますが、せっかくなら一泊していくつかのスポットを周るのがおすすめです。
ルートはこのように東から入って反時計回りに一周しました。
11:00 Karangahake Gorge でトレジャーハンター気分
10時頃ケンブリッジを出発し(オークランドからだと+1時間くらい見ていれば良いかと)、11時にコロマンデル半島の根元付近、Karangahake Gorge(カランガハケ峡谷)へ到着。流れるOhinemuri Riverが美しいのはもちろん、歴史的背景から、自然と文化両方を楽しむことができます。
ここはかつて金の採鉱で栄えた町で、今でも金を運ぶための列車が通った線路、トンネル、金をシアン化物で処理するための施設の跡地などが残っていて、トレッキングしながら見て学ぶことができるスポットです。
トレッッキングコースはかなり豊富なので全てを周るのは難しいため、筆者おすすめのコースをいくつかピックアップします。
Rali Tnnnel Loop
長いトンネルを歩くルートで、トンネルだけで1.1㎞もあるので、私はトンネルの入り口まで行って引き返しました。それだと片道20分程度です。途中金の処理場の跡地を見学できます。
※カランガハケトンネルを通過して正規のルートで行く場合はトーチ(明かり)が必要です。
Windows Walk Loop
駐車場から橋を渡って左手にまた吊り橋があるので、そちら方面へ行くといくつかトレッキングコースがあります。中でもこのWindows Walk Loopは他にはない景色を体験しながら楽しめるのでおすすめです。
Windowsはそのまま窓という意味ですが、歩いてみるとなぜ「窓の道」なのかがわかります!
鉱山の中に作られた真っ暗のトンネルを歩き進み、光の方へ向かうとそこからは一転、息をのむような峡谷の景色が…。それはまるで峡谷の窓。計4つの“窓”から美しい景色を望むことができます。
道中では実際に使われていた線路に沿って歩いたり、狭いトンネルをくぐったりと、気分はまるで冒険中のトレジャーハンター!(ゴールドハンター?)2時間は滞在していました。
14:00 Tailua の町でフレッシュアイスクリーム
北東へ向かう途中で通りかかってたまたま停車しただけの小さな町ですが、なかなかのお気に入り。ビーチには永沢君の頭みたいなユニークな形の山があって、インスタ映えも間違いなし←
All Things Organicというお店のReal Fruit Ice Creamの文字につられて食べたジェラートのようなアイスクリームは、食べた瞬間1人なのに「うまっ!!」と言ってしまうほどフレッシュで美味しかったです。ビビってシングルにしましたが、ちょうど良いサイズでした。
マンゴーやストロベリーと迷って、NZらしくフィジョアに
15:00 Hot Woter Beach でビーチと温泉を一度に満喫
山道を抜けHot Woter Beach(ホットウォーター・ビーチ)へ到着。太平洋が広がるここは、砂を掘ると熱いお湯が沸き出てくるので、海水と混ぜて自然の温泉にすることができるユニークなビーチです。温泉好きの日本人にはもってこいですね。
ただ、その日は熱かったので誰も温泉には入らず海で遊んでいましたw私もさすがに一人で海で遊ぶつもりはなかったので見るだけ見てすぐに退散。お目当てのカセドラル・コーブへ向かいます。
16:00 Cathedral Cove までロングウォーク
コロマンデル半島の観光スポットと言えばまずここ、Cathedral Cove(カセドラル・コーブ)ではないでしょうか。事前リサーチで「10月から4月はカセドラルコーブエントランスすぐそばの駐車場が閉まっている」、「トレッキングコースは片道40分+駐車場のあるHaheiの町から歩くとさらに20分」という情報を得ていたので、意気込んで挑みましたが、想像よりは楽に早く到着することができました。
サマーシーズンに訪れる場合の無料駐車場、Hahei Visitor Carparkからは有料でシャトルバスも出ていますが、時間に余裕のある人は歩いてエントランスへ向かうのも有りだと思います。
自然が長い年月をかけて作った珍しい地形と、緩やかな波の音を聞きながらしばしの休憩。ネットには美しい写真がたくさん出ていますが、実際に行って見る価値のあるスポットです。
※満潮時はトンネルをくぐることが難しくなるため、事前に「干潮:low tide」「満潮:high tide」時刻を調べて、ちょうど間くらいの時間に到着するのが理想です!
19:00 西海岸の田舎町、Coromandel Town で一泊
わざわざコロマンデル・タウンと付いているくらいだからそこそこの町かと思いきや、カウントダウン(大手スーパー)すらない小さな町でした。一応カフェやコンビニのような店はありますが、私が行ったときはメインの通りが全て工事中で、歩いている人も少なく閑散としているイメージ…。
ここで夕日を拝み一泊することにしました。私は車内泊にしましたが、ホステルも不自由なくあります。
9:00 Driving Creek で世界に一つの個性的な列車体験
翌朝、コロマンデルタウンから10分ほどのDriving Creek(ドライビング・クリーク)で、山の中を列車に乗って見学することに。
ここは、ニュージーランド人のBarry Brickellという男性がたった一人で一生をかけて作り上げた施設で、陶芸家だった彼の作品や手作りの高台を、美しい自然の中でこれまた手作り(!)の鉄道で巡ることのできるユニークなスポットなのです。(現在使われている車両自体は彼の手作りではないが、橋を含む約2.6㎞の線路は彼の手作り)
高台からの景色
山の中に道を作って、線路を敷いて、コロマンデルの島々を見渡せる高台まで作ってしまうなんて、一体彼のバイタリティはどこから湧いてくるのでしょうか…。
鉄道のタイムテーブルはこちら↓
所要時間は約一時間で、料金は大人35NZD、子供13NZD。
ちなみにここドライビングクリークでは列車だけでなく、自然の中でのジップラインも楽しめます!さらにジップラインは大人127NZD(子供87NZD)ですが、スタート地点まで列車に乗っていくので両方楽しめてお得です。
11:00 西海岸をひたすら南下してオークランドへ
海沿いの一本道は一応ハイウェイではありますが、半島の根元に着くまではひたすらくねくねとした細い道を走ることになるので、時間には余裕をもって出発しましょう。
ただ、海沿いの景色は最高以外の何でもありません!!
天気の良い日は特にテンションぶち上げ写真スポットがずっと続くので、運転中はよそ見注意です。また、物語に出てきそうな小さな海沿いの町をいくつも通るので、休憩がてら寄ってみてはいかがでしょうか。
見どころ満載のコロマンデル半島、楽しんでください!
めめ(@nemuiusag_)
ニュージーランドで罰金200ドルくらった話【車内泊時の注意点】
タイトル通りやっちゃいました。ワーホリの半年間、これまで特に大きなトラブルなくやってこれたんですが、バッドラック(というか自分が悪い)はいつも突然やってきますね。
急に高額の罰金を払うことになった経緯と、そうなってしまった後の対処、ニュージーランドで車に乗るすべての人への注意喚起を記事にしたいと思います。
ニュージーランドの田舎町で罰金200ドルをくらった経緯
その日は北島の美しい自然が残るコロマンデル半島を車で旅していました。ちょうど半分くらいまで来たところで日が暮れそうだったので、コロマンデルタウンで一泊することに。節約のためとかではなく、やってみたかった訳でもないけど、車内泊を今まで一度もしたことがなかったので、暖かくなったし試しに一回やってみても良いかなというただのノリでした。
また、車を持っていると色んな人から車内泊を勧められるし、車を売ってもらったブローカーのおじさんからも「この車はフルフラットに出来るから車内泊にぴったり!!」「ニュージーランドではどこでもタダで寝られるよ!!!」と言われていたこともあり(その言葉を鵜呑みにしていた訳ではないが若干信じていたw)この日に限り挑戦してみることに。
ちなみにこのブローカーのおじさん、↓で登場している「使わないマットあるからあげるよ!!車内泊に使いな!」「金曜日に持って行くよ!!!」と言ってくれていたのにその後連絡が取れなくなった人ですww(悪い人ではない)
ということで、どこかの公園の駐車場ででも寝ようかなと思っていたのですが、コロマンデルタウン(といってもめちゃくちゃ小さな町)にフリーキャンピングエリアを見つけたのでもうここにすることにしました。
看板には「certified self contained vehicles may only stay overnight(規定のキャンピング設備付きの車のみ車内泊可)」と書いてあって、私の車は何もcontainされていない普通の車ですが、おじさんの言葉を頭の片隅で信じている私は「ま、ええやろ」と思って就寝。
とはいってもそれはそれは寝にくい夜でした。私の車は設備どころかマットも布団もないので(笑)、後部座席で横になってうっすい布をかけて寝たのですが、もちろん足は伸ばせないし、温度調節がかなり大変!
最初は熱くて半袖だったのにだんだん寒くなってきて→トレーナー→ダウン→布にくるまっても寒い、というさすが一日のうちに四季があるNZ。
よく眠れないまま朝になって、今更この何もない駐車場にフリーWi-Fiが飛んでいることに気付いたのでスマホを触っていると、「コンコン」と車のドアをノックされる。外には制服姿のおじさんが。私はまさに、
「あっ…(察し」
そこからは淡々と、
彼「グッモーニン」「コロマンデルのキャンピングルール知ってる?」
私「いやあんまり…」
彼「ここはセルフコンテインドの車のみだよ」
私「そうなんですか」
彼「君の車は違うよね」
私「はい」
彼「残念だけど切符切らせてもらうよ。2○日以内に役所へ行くかオンラインで支払ってね」
私「…罰金いくら?」
彼「Unfortunately, it’s $200」
度肝を抜かれた私「WOW!」(アメリカ人もびっくりのお手本のようなWOW)
ということで、えらいラグジュアリーな駐車場で一夜を過ごしたことになったのです。
もちろん、知らなかったじゃ通用しないし私が悪いのですが、空いているフリーキャンピングエリアで、誰にも迷惑かけずに一晩駐車しただけで、200NZDは高すぎやしませんかと。
まあもうどうしようもないので、このお金でニュージーランドの美しい自然を守ってもらうために募金したと思うことにしました!「取られた」と思うと嫌だけど、「あげた」と思うと少し誇らしいですもんね。(無理やりw)
self containedのみと書かれた看板と、違反切符
後になぜセルフコンテインドでないとだめなのか調べたら、トイレ付きでないと汚したりゴミを放置したりするかもしれないかららしいですけど、それも「?」って感じです。設備がなくても綺麗に使えるしそういうことする人はどこでもする!
罰金の支払い手続き
こういうのはさっさとやってしまいたかったので、その日のうちにカウンシルへ行って受付で紙を渡すと、職員のお姉さんはこんなの日常茶飯事だろうに「Oh…」と悲しい顔をしてくれました。そして「異議申し立てする?」と聞いてきました。
え?申し立て???
聞くと切符を切られてもそれが不服だった場合、指定の用紙になぜ不服なのかを説明して罰金の撤回を求めることができるそうです。もう募金だと思っていたのに開口一番「どうする?」ってそんなことを聞かれたら迷いますよね。でもルールと照らし合わせると明らかに私は違反しているし、それが覆るなんてことはあるのだろうか。
「お姉さんはどう思います?」「実際申し立てて、違反が取り消される確率ってどのくらい?」と聞いてみましたが、それはわからないとのこと。そりゃそうですよね。
指定のフォーム
結局、その手続きにまた時間を費やすのも面倒だし早く終わらしてしまいたかったのでその場で支払いました。ちなみにエフトポスは使えるけどクレジットは手数料上乗せでした←
ニュージーランドで車内泊する上での注意点
ではセルフコンテインドでない車は一体どこで寝ればいいのか。私も使っているキャンパーメイトというアプリで公衆トイレや無料のキャンプ場を調べることができますが、そのほとんどがセルフコンテインドのみと書かれているんですよね。公式に寝ようと思ったら、根気強く普通車OKのところを探すか、有料のキャンプ場に泊まるしかなさそうです。
ただ今回の件を通して思ったのが、私はわざわざタウンのキャンピングエリアにいたから担当の見回りの人が来たのでしょうけど、どこかの田舎の山中の駐車場とかに停めていたとしても一体誰が気付くのだ、と。そんなとこまでいちいチェックしていられないですよね。それか早朝に出ていく(私の場合おじさんが来たのは7時)のも1つの手。仕事とはいえ見回りの人も人間なので、普通の人が寝ている時間に駆り出されたりはしないでしょう(個人的な想像です)。
まあ、見つかるときは見つかるし、私はもうする気は全くないですけどね。
これからニュージーランドで車内泊をしながら旅しようと思っている人はくれぐれも気を付けてください。
ニュージーランドの車に対する規制は車内泊に限らずかなり厳しいようで、私の知っている人の中だけでも、スピード違反、駐車料金未払い、駐車時間オーバー、Toll(有料高速道使用料)未払い等で罰金を支払う羽目になったようです。でももちろん安全で快適なまちづくりのためであって、無秩序の国より何倍も良いので、これからもNZで慎重に車と付き合っていきたいと思います。
めめ(@nemuiusag_)
ニュージーランドで家賃を浮かせるための神サイト【Kiwi House Sitters】とは
ニュージーランドの家賃や宿泊費は決して安いとは言えないので、こちらに来てからというもの、いかにそこの出費を抑えるかに尽力してきました。HelpxやWHOOFは以前にも紹介したことがありますが、それら「働く代わりに家賃がタダ」系サイトよりもさらに素敵なサイトがあります。
そのサイトにはただでさえライバルが多くて大変なのに、知名度が上がりさらに使いにくくなったら…と思うと本当は誰にも教えたくないのですが、私はブロガー、良い情報は喜んで共有します!!(逆にこの零細ブログでもし知名度が上ることがあるならそれはそれで嬉しい笑)
Helpxで家賃を浮かせた経験についてこの記事で触れています↓
ニュージーランドで家賃を浮かせるための神サイト【Kiwi House Sitters】とは?
今回紹介するのがKiwi House Sitters(キウィハウスシッターズ)です。日本人の間ではまだ知名度は低めで、周りでやっている人は見かけたことがありません。内容は名前の通り、ハウスオーナーとシッターを繋げるためのマッチングサイトで、ニュージーランドでいくつかある同じようなサイトの中では最も大きなサイトと言えます。
ホリデーやビジネスなどの理由により自分の家を一定期間離れるオーナーが、シッターを無料で寝泊りさせてあげる代わりに家を空き巣から守ってもらい、ペットの世話やガーデニングをしてもらう、というお互いにwin-winの関係が成り立つ仕組みです。
そうは言っても、現実問題としてシッターとオーナーの需要と供給のバランスには圧倒的な差があり、シッター側が飽和状態なのは容易に想像ができるでしょう。
実際に掲載されているシッター募集内容を見てみると、たいていの場合「犬2匹の世話」や「猫と金魚の世話」など、一般的で誰でも出来て簡単な内容です。ニュージーランドなので田舎では牛や馬がいたりもしますが、それでも一日何時間もかかる仕事内容ではありません。むしろ動物が好きだったら、動物と暮らしながら家まるまるを使えるのは最高でしかありません。
よって、シッターの座は世界中からの旅行者(滞在者)が狙っています!
Kiwi House Sittersの賢い使い方・マッチするためのコツ
前述した通り、普通に使っているだけでは到底マッチしません(経験済み)。ここからはKiwi House Sittersの効率的な使い方について書いていきます。
まずサイトに登録してログインします。利用するには年会費として84NZD支払う必要がありますが、新規登録する際にこのプロモーションコード→【AAA4V2】を入力すると10NZDのディスカウントが受けられるので74NZDになります。私はこのコードが欲しくてネットでめちゃくちゃ探したのに見つけられなくて、しぶしぶ正規の値段を払いました…。
※このコード、期限が二週間と決まっているので、期限が切れてからもし利用したいという人がいれば、コメントもらえると新しいコードを送ることもできます。
感覚的で見やすい掲載画面
登録出来たらプロフィール文を作成し(←重要!)、メニューから「FIND HOUSESITTING JOBS」で、希望の場所・日程を検索します。結果がいくつか出てくると思いますが、この時点で深く考える必要はありません。いいなと思ったものには片っ端からコンタクトを取っていきましょう!大丈夫、返信来ませんから!笑
始めたばかりの頃は日程が被っていたら、「最初にメッセージを送った人から返ってくるまで他の人には送らないほうが良いかな…」とか色々考えていましたが、個人的には時間の無駄です。送り続けて、万が一両者から良い返事が来たとしても、どちらかを断れば良いだけです。
二つ目のポイントとして、電話番号を載せている人には直接電話することをおすすめします。電話番号を表示させるかは任意なので載せてない人もいますが、載せている人も半分くらいはいます。オファーは速さが勝負なので、もたもたしていると他の英語堪能でルックスも見慣れている(kiwiから見て)欧米人に先を越されてしまいます。オーナー側は選び放題なので、正直英語もろくにできないアジア人には不利です。
電話は最初は緊張しますが、これも慣れ。
- 「Hi, I’m Meme from Kiwihousesitters. I saw your advertisement and I would love to help your dogs. Have you found anyone already?」
とかなんとか言っていました。私は電話嫌いなので極力避けていましたが(笑)
メッセージの返信がない人も、電話だと出る可能性があり、出てしまえば当然会話をするので話が前に進みやすいです。
メッセージだと募集が投稿されたその日に送っても、次の日に「ごめんなさい、もう見つかりました」と返ってくることも珍しくありません。一体どれだけのオファーが来ているんでしょうか。
ちなみにオーナー側は前述した登録料($84)などは一切かからず、利用・掲載無料なので、そこまで真剣にやっていないこともオーナー側とシッター側の温度差の原因かもしれません。
そして三つ目のポイントとして、「時期」があります。シッターを探している人は主にホリデー(旅行)で家を離れるので、当然クリスマスから年末年始、ニュージーランドでは年に4回あるスクールホリデーの時期を狙えばたくさん募集が出ているので採用されやすいです。
とにかく、良いオーナーとマッチするためにはサイトを毎日チェックして、断られて当然と思って数打ちまくるしかないです!
実際にキウィハウスシッターを利用して一軒家にタダで滞在してみた
ひたすらメッセージを送りまくってようやく採用されたのはハミルトンのお隣、ケンブリッジ(Cambridge)に住むファミリー。募集の投稿日が随分前だし、メッセージは全然返してなさそうだったのでダメもとで電話してみたら、なんとあっさりOK。しかも記載の日にちの一週間前にタウポを出ると言ったら、「そしたら早めに家に来て様子を見る?」と言ってくれて、タイミングばっちりで万々歳でした。
ケンブリッジは規模としては小さいながらも豊かな町とは聞いていましたが、オーナーさんのお家もやはり大きな新築。私にはベッドとソファと専用トイレまであるめちゃくちゃ素敵なお部屋を用意してくれていました!
そこでの仕事は、
- 犬(3匹)の相手、散歩
- 猫(2匹)の世話(ほぼすることない)
- 牛(ペット2頭)の餌やり
が主ですが、全く大変なことはありません。というのも、家族全員が旅行に出かけている訳ではなく、お父さんは普通に家にいるので、夕方の牛の世話と犬とのボール遊びはお父さんとしています。「私いる???」と正直思いましたが、こちらとしては有り難い話です。
いくらただの「ハウスシッター」とは言え、他人の大事な命がかかっているので、その責任を全て背負っているわけではないのは精神的に楽です。
ただこの例は稀で、ほとんどの場合は家に誰もいないので、もちろん最低限の責任感と信頼できる人物であることは求められます。
三匹の犬たちは本当に愛おしくて、黒いやつだけ少々想像を絶するほど食い意地が張っていますが、すぐに私を受け入れてくれました。毎朝寝室のドアを開けると、みんな全力で再会を喜んでくれて、「ああ、犬って素晴らしい生き物だな」と癒される日々です。
イングランド出身のオーナー(お父さん)も親切で、毎日色んな話をしたりご飯に連れて行ってくれたりと、こちらが申し訳なくなるくらいです。知り合いのほとんどいないNZでこうやって素敵な出会いがあるのは本当に嬉しいですね。
動物が好きなら間違いなく有益な時間を過ごせるハウスシット、ワーホリ・留学・長期旅行者におすすめです!(ただやっぱりあんまり流行らないでほしい。 笑)
めめ(@nemuiusag_)
【海外バスキング】ニュージーランドの路上で書道をしてみた【実行編】
初めにお伝えしておきますが、このブログはバスキングの内容というよりは、アラサー女が海外で初めて路上に座り込むまでの話となっています(笑)
三部構成の最終話です。前回の記事はこちら↓
【海外バスキング】ニュージーランドの路上で書道をしてみた
📍 ハミルトン(Hamilton)センター街
金曜日の午後から観光がてらハミルトンへ行って、サクッとバスキングもしてしまおうという計画です。ハミルトンってほんとに大きな街なんですね。ケリケリ→タウポ→ケンブリッジと住んできたので、規模の違いを実感しました。
まず街をうろうろしながらバスキング出来そうな場所を探すことに。他の方のブログで、カウントダウンやパッキンセーブなどの大手スーパーの前でしている人もいましたが、いくら人が集まりやすいとはいえ個人/法人の敷地内でする勇気もつもりもなかったので、良い感じの路上を探します。
歩いてみて思ったのは、最初に感じたハミルトンの「都会」という印象とは対照的に、歩いている人の数はそんなに多くないということ。ハミルトンくらいの規模の街だと、スポットはいくらでもありそうに思いますが、初めて人の流れに注目して街を歩いてみて、そう簡単ではないなと。
例えば、メインの広々とした道や広場だとシートを引いても邪魔になりにくいし心理的にも始めやすいけど、その分通過する人のルートは様々で、わざわざ私の前を通る人は少ないでしょう。私だったら行く先に路上で座っている人がいたら距離をとります(笑)
だからある程度狭くて人の流れが制限されていて、なおかつ信号待ちなどで止まっている人がいる、というような場所が理想です。そしてそのような場所には実際に路上で何かしている人がいるんですよね!笑
良い感じのスポットにはすでに変な歌を歌っている(悪口ではなく本当に変なの←)おじさん(アカペラ)と、ただ小銭入れを置いて座り込んでいるだけのおじさんがいました。
・・・え?この横ですんの?
でもきっとこの道ウン十年のベテランたちが選んでいるのだからもう間違いない、ここにしよう!と決めてから三時間(!)。
その土地を知るためにその土地の寿司を食べることは礼儀(持論)なので、お寿司屋さん2軒はしご(寿司の感想書きたいけど我慢)→せっかく都会に来たのでアジアンスーパーマーケットで買い出し→その日はたまたまスタバのフラペチーノが半額だったので、とりあえずスタバ…と嫌なことを後回しにしていたらとうとうすることがなくなった!笑
……
車の中でイメトレを繰り返す。ござを持って歩いて行くまではいける、そこで急に立ち止まって、人が見てる中、道にシートを敷く…???いやっ、無理無理!道ってある地点から別のある地点まで移動するためのにあるものでしょ?でも別にだからと言って人に罵声浴びせられるわけでもないし、そもそも人ってそんなに他人のこと気にしてないよね?でもなんで仕事でもないのにわざわざ嫌なことしないといけないの?でも今しなかったら今までの準備とか全部無駄だよ?……
頭の中が喋る喋る。笑
だいぶ葛藤を繰り返した後、覚悟を決めて車を出る。目的地点に到着。
スルーしたよねww まあとりあえず一回スルーして、様子を見よう。おじさんももういなくなったことだし。近くのベンチに座ってまた葛藤。
もう勢いで行くしかない!
スッ!スタスタ……
ペロンッッ!
(シート敷けたぁぁぁ!歓喜)
もうここからはただ準備して座って待つのみ。ドキドキしながら座っていると「なになに?頑張れ!」と声をかけてくれる人もちらほら!有り難い。涙
写真撮った時見事に誰もいないw
そしてしばらくしてから大学生の息子と母親が立ち止まってくれました!息子は大学で日本語を習っているそう!記念すべき1人目、自分が思っている以上に緊張していて筆を持つ手がブルブル震えました。彼と、お母さんの名前を書いて、簡単に意味を説明して、初めてチップを頂きました。
その時はそれが精一杯でしたが、今思うと当然もっとクオリティの高い字を書きたかったし、「私は今初めてこの活動をしていて、あなたが最初のお客さんで、本当に嬉しくて感謝している」と伝えたかったし、何なら記念写真も撮りたかった…。何もできなかったのも最初の思い出ですね。
その後やんちゃそうな子どもが書いてと言ってきて、書いたらまた戻ってきて、友達の分といとこの分もよろしく、って(笑)何枚か書いて子供が去った頃には人通りもほとんどなくなったので退散しました。
金曜日だったので5時過ぎから始めましたが、それまでいた子連れファミリー層がいなくなり人通りは一気に減ったので、時間帯は完全に間違えました。(やっぱりおじさんが正しかったのか…)
色々ありましたが、こうして初めてのニュージーランド/ハミルトンでの書道バスキングは幕を閉じました。
最初は本当に緊張して胃が痛かったものの、一度座ってしまえば心理的にはまだマシになるし、意外と目が合うと笑顔をくれる人が多かったことが印象的でした。
📍 ケンブリッジ(Cambridge)メインストリート
そして次の日は天気が悪い中ケンブリッジのメインの交差点でバスキング開始。気持ちがハイのまま慣らしたほうがいいかなと。さすがに二日目なので葛藤時間30分くらいでいけました!笑 ただ土曜日なのに歩いている人がほとんどいない!
気づいたことは、人口数だけ見たらある程度の町でも、駅がない=車社会のニュージーランドでは歩行者は本当に少ないということ。ケンブリッジやタウポくらいの規模の町だと、たとえタウンセンターでも行きたい店があればそのお店の真ん前に車を停めて、用事が済んだらまた車に直行というパターンがほとんどです。パーキングを探さなくても道に無料で停められるので歩く必要がありません。
ということで、この日は何人か話しかけてくれる人はいたものの、誰にも書いてといわれないまま雨が降ってきたので退散しました。
📍 ケンブリッジ ファーマーズマーケット
次の狙いは脱路上。毎週土曜日の午前中に開催されている地元のマーケットで出来たらなと思い、直接事務局に問い合わせてみました。あまり期待はしていませんでしたが、「何かを売ることは出来ないけど、ドネーションなら全然大丈夫だし、大歓迎だよ!」と素晴らしい返事をもらえたので、当日早起きしてマーケットへ。
この日は天気も良くてたくさんの人で賑わっていたので、場所としては最高です。最初こそあまり声がかからなかったものの、一度誰かが立ち止まると他の人もおやおやと見てくれるので、何やかんやでトータル24人の方の名前を書き、それ以上にたくさんの方に声をかけてもらいました!
ラグビーワールドカップ日本大会(その日はちょうどオールブラックスの準決勝)の話をしたり、前に日本に行ったよ!って教えてくれる人や、日本人の旦那さんがいる人、WHOOFをしに来てる日本人の女性にも会いました。
やっぱり路上とは違って楽しむために来ている人しかいないし、一つの空間なので一体感があってピースフルな雰囲気が居心地の良さの理由です。たくさんの出会いと笑顔に癒され、何かとてもシンプルで大切な感情を少し取り戻せた気がします…。
あっという間に時間が過ぎ、ちょうど筆ペンのインクもなくなったので帰ろうとしていたら、前で野菜を売っていたおじちゃんが大量の朝採り野菜をくれたりもして。泣
正直、“このバスキングという経験を通して何か嫌な体験をすることがあっても仕方ない”と思っていましたが(運が悪ければ歩いているだけで「F**k」とか言われるアジア人もいる)、今のところ誰一人として失礼な言葉や態度をとってきた人はいませんし、むしろこのよくわからないことをしている見慣れない外国人に対してリスペクトの心を示してくれたのです。
たまたま私が運が良かっただけかもしれません。でも、この経験は確実にニュージーランドをもっと好きにさせてくれたし、この土地で生きていく自信にも繋がりました。
どれだけの人がこのような経験をしているのかわかりませんが、「今まで思いもつかなかったことをやってみる」がしやすいというのもワーホリの醍醐味です。ワーホリに限らずですが!
外国に住んでいると、割合として“行動力とセンスと思考力を兼ね備えたような人”に出会うことが多いので、「自分は…」なんて思ったりもしますが、私のような凡人でもとりあえずしょぼくやってみたら出来たし、何より楽しかったので、きっとあなたのしょぼい挑戦も上手きます!笑
素敵な一日になりますように。
(↑こういう一文で締めくくっちゃうほどには今心が豊か)
めめ(@nemuiusag_)
【バスキングに必要なもの】ニュージーランドの路上で書道に挑戦【準備編】
さて、バスキングをすると決めたらすぐに準備に取り掛かります。準備と言っても全く大したものではありませんが。
ところで、前回の記事にも追記しましたが、日本語でバスキングという単語を使うときは広義でアートや大道芸も含むことが多いですが、英語でbuskingと言えば主に音楽パフォーマンスのことのみを指すそうです。ネイティブに教えてもらうまで知りませんでした。
最初から読む場合はこちらから↓
書道バスキングに必要なもの
準備の話に戻りますが、まず必要なものを集めるところから。書道バスキングに必要なものをざっとリストアップしてみると、
- 筆
- 墨汁
- 紙
- シート
- 座布団
- 重し
- 落款印(ハンコ)
となりました。
- 筆・墨汁→おそらく一番用意するのが大変ですが、私は運よく日本から筆ペンを持ってきていたのでそれで代用。今度オークランドに行った際にちゃんとした書道セットを買うつもりではありますが、予定は未定w
- 紙→ニュージーランドの文房具って高いから、どうしようかな~と思っていたら、挑戦の話をした友人がすごく興味を持ってくれて、家にある大量の紙をくれました!しかも普通のコピー用紙のようにツルツルしていなくて、半紙の少し厚い版みたいなめっちゃ良い紙!私が書いた字もすごく喜んでくれて有り難い。
- シート→タウポの安いお店で奇跡的にサイズも、畳っぽい素材も理想のシートを発見!5.5NZDで購入。
- 座布団→地面は固いので、何か敷くものがあればなーと思っていたら、これまたお世話になっていた人がプラスチックの「プチプチ」(正式名称:気泡入り緩衝材だそう。へぇー!!!)を大量にくれました。これは車内泊用に、中の温度を保つために使ったら?って頂いたのですが、足に敷くのにちょうど良いので使わせてもらうことに。
- 重し→もちろん文鎮(ぶんちん)なるものはニュージーランドには存在しないので、近所を練り歩き石ころを拾い集めてきました(笑)そんなすごい量でもないし、公園に落ちているようなやつだから“悪”ではないと思うけど、拾う時めっちゃ人目を気にして泥棒みたいだったので絶対に怪しかった。
- 落款印(ハンコ)→全然なくてもいいけど、白黒の面に赤の印が押してあるだけで締まるし、何よりかっこいいんじゃね?ってことで作ってみることに!もちろんハンコなんて作るのは小学生ぶり!まず消しゴムを購入して、デザインを考えて、下書きをして、彫るのみ。
(Kと、書道の「〇〇書く」をかけてます。笑)
カッターなどなかったので、串とつまようじで彫りました。彫っている途中で、「いや、こんな細かいデザイン絶対無理!」って気づいたので簡略。そして完成!やれやれ。「ポンッ」
えっ………。どんだけアホなん……???
二十何年生きてきてハンコの原理さえわかってないとか…。もうやり直すつもりはないのでデザインということにします。スタンプ台は2.5NZDで購入しました。
以上で必要なものはそろったので、あとは「マインド=膨大な量の勇気」を持つのみです!あ~Kmartあたりに売ってないかな~(笑)
ニュージーランドのバスキングの規定
そしてもう一つ重要なことが、しようと思っている地域のバスキングのルールを調べること!地域によって、路上パフォーマンスをするのに市や町の許可がいるか、それとも迷惑をかけなければある程度自由にやっても良いかが変わってきます。「地域名+busking」で検索すると簡単に出てきます。
例えば、ハミルトンでは申請用紙に記入してあらかじめ許可を取る必要がありますが、私が現在滞在しているケンブリッジでは、「バスキングは地元の人も観光客をも楽しませる昔からのエンターテインメントであり、バスカーがいる風景もその町の色である」として、許可なしでも出来ます。(考え方が素敵!)
ただ、許可が必要だからと言って、許可なしでしていると大変なことになるかと言えばそうではないようで、実際にニュージーランドでバスキングをした人のブログを読んでいても、ちゃんと手順を踏んでしている人はほとんどいませんでした。
「注意されたらやめたらいいや」くらいの感覚でしている人の方が多く、周りの人に迷惑をかけずに一部の人を楽しませているのならいいのかなーという気もします。そこは何とも言えませんが。どうするにせよ、これからもしバスキングをしようと思っている人がいれば、その町のルールには必ず目を通しておいた方が良いです!
次回、人生で一番勇気を振り絞った【実行編】でこの話は終わりにします。
めめ(@nemuiusag_)
アラサー女、ニュージーランドの田舎町で書道バスキングに初挑戦【動機編】
「うわぁ…」ってなるのを承知で書きます。私は現在ニュージーランドでワーキングホリデーをしていますが、そもそもそっちタイプの人間ではありません!(どっちタイプ?)ヒッチハイクで日本一周どころか、人生で一度もヒッチハイクなんてしたことがないですし、ましてや路上で、いきなり芸を披露するなんて、そんな恐ろしいことをする時が来るなんて考えたこともありませんでした。
そもそも人前に出るのが苦手で、リコーダーのテストとか文化祭のステージとかもう大嫌いでした。ではなぜバスキングに挑戦することに決めたのか。その前に簡単にバスキングについての説明から。
バスキングって?
バスキングとは、busk/buskingという英語からきていて、路上で楽器を演奏したり、大道芸を披露したり、絵を描いたりしてチップをもらうことを指します。その内容は様々で明確な決まりはありませんが、完全に趣味やボランティアでやっている人もいれば、バスキングだけで生計を立てている強者もいます。
追記:日本語では上記のように広義で使われることが多いですが、ネイティブによると、buskingといえば「音楽パフォーマンス」のことを指すそうです。
ワーホリとか海外に興味があると、そのワードを目にすることもちらほらありますが、Googleで「バスキング」と検索すると入浴剤のバスキングも出てくるくらいにはまだまだ日本では浸透していない印象ですw
私も当然今まで生きてきてバスカーの人たちを各地で見かけたことがありますが、正直何の興味もなくて、「路上で何やってんだ」くらいにしか思っていなかったし、ましてやチップを渡したことなんて記憶にありません。日本人ならそういう人、結構いるんじゃないでしょうか?
そんな私が、20代後半にもなって、正社員と言う立場から一転、知らない土地の路上でしょうもない芸を披露して小銭を稼ぐ、…絶対ありえない!!!と今でも思っています。
ニュージーランドで書道バスキングに初挑戦しようと決めた理由
なぜするのか。私の今後の人生の目標として、「場所やお金にとらわれない生き方」というのが一つありまして、それは日本でずっと普通の会社員をやっていたら実現できないんですね。別に会社員が悪いとは全く思っていなくて、仮に帰国して会社勤めをしていたとしても、これから長い人生、環境の変化や気持ちの変化により、「違うことをしたい」「違う土地に住みたい」と思った時にそう行動できる人でありたいと思うのです。
どこにいたとしても生きていくためにお金を稼がねばなりませんが、そのためには言語力、コミュニケーション能力、価値を生み出す力、行動力などが必要になってくると思います。
言語力は今関係ないのでひとまず置いておくとして、自分自身で必要とされる価値を生み出して実行に移しさえすれば、小さなビジネスは成立すると考え、その最初の小さな小さな一歩を踏み出す手段として、バスキングが目に留まっただけです。というか、本当に自分が凡人すぎて他にできることが何もない(笑)
IT・webは聞いただけで蕁麻疹が出るし、美容師やマッサージ師など手に職系はおろか特技すらないので(書いてて悲しくなってきた…)、リアルに自分で出来ることと言ったら、筆と墨を使って漢字で外国人(NZに来てる私が外国人だけど日本人以外の人という意味で)の名前を書いてあげることくらい。書道は昔6年くらい習っていたから余裕と言えば余裕だけど、自分なりに美しく書けたからと言って外国人にその違いがわかるのかは不明。
今まで仲良くなった人に、漢字ネームを考え筆ペンで書いてプレゼントしたりは何度もしたことがあるけど、それでお金をもらおうなんて厚かましい…と自分でも思うのでFor Freeとします。
バスキングで稼ぐことが目的ではなく、「バスキングをする」ということがひとまず私にとって重要なので。それでももしチップを頂けるのだとしたらそれはそれは嬉しいんだろうなぁ。
自分の名前って誰にとっても唯一無二の特別なものだから、クールに書いて、喜んでもらって、自分を大切にしてもらえたらいいなぁと思います。そして私はこの経験を通して、度胸+200と行動力+100、どんな時も笑顔でいる力と、完全に自分一人でお金を稼ぐ経験を身に着けることを目標とします。
とりあえず簡易の筆ペンで一回書いてみたやつ
雇われない働き方への憧れ
「場所にとらわれない生き方」について、もちろん行った先々で雇われの仕事をするのも良いと思います。私は今まで学生の時のバイトを含め、誰かに雇われてしかお仕事をしたことがありません。
――じゃあもしその「誰か」が突然いなくなったら?
つい最近のことですが、エクスチェンジとして「家の一室に泊めてもらう代わりに一日2時間働く」というのをしていた時、お互いの了承のもと期間は2週間と決めていたはずなのに、一週間経った時点で「もうやってもらうことないから、今日からいるならお金払って」と言われました。言い方はもっとごめんね~って感じだったし、提示された家賃もお手頃ではあったのですが、いきなり「仕事ないよ」と言われる辛さ(結果的には自分の時間ができて良かったと思っています)、それでも雇っている側がないと言えばないどうしようもない歯がゆさ、自分の無能さを強く感じました。
確かに、お家はどこもピカピカで、ガーデンには雑草一本すら生えていなくて、何もすることがないのです!笑
仮に私が腕のいいペンキ塗りだったとしたら、もっと仕事を与えてもらえただろうけど、何のスキルもない私が悪い。
その経験から、雇ってもらうばかりではなく、何もなくても自分で小さなビジネスを起こす経験をしたいという気持ちが強まりました。
以上がざっとした動機です。大したことでもないのに長々と書いてますが、何でも出来る人の何でも出来た経験談は世にあふれてますもんね(笑)リアルな凡人の、モジモジしながらちょっと勇気出した体験も意外と需要あるのでは(笑)
次回、【準備編】に続きます!
めめ(@nemuiusag_)
タウポの三大格安バックパッカーズホステル【比較・レビュー】
ニュージーランド北島、タウポに滞在して早4カ月が経ちます。最初は一カ月程度楽しんだら出ようと思っていたのですが、まあまあがっつり住み着いてしまいました。それだけ居心地が良かったということです!その中でいくつかのバックパッカーズホステルに泊まる機会がありました。
バッパーとも言われるそれは、主に二段ベッドが並ぶ部屋で他人と一緒に寝泊りすることになる分値段がかなりお手頃な宿のことです。キッチンやバスルームは共有で、free breakfastが付いているところもあります。宿によって様々ですが私は多すぎるのも嫌なので4-6人部屋を選び、長くても一週間しか滞在しませんでした。
私が利用したのはタウポの数あるホステルの中でも安くて有名な、
「Rainbow Lodge(レインボーロッジ)」「YHA Taupo」「Bob’s Hostel」です。順番に「総合」「清潔さ」「設備」「スタッフ」「値段」の項目に分けて五段階評価とともにレビューしていきたいと思います。
タウポの三大格安バックパッカーズホステル【比較・レビュー】
Rainbow Lodge(レインボーロッジ)
総合 ★★★★☆
清潔さ ★★★★☆
設備 ★★★☆☆
接客 ★★★★★
値段 ★★★★★
その他良かった点:犬が可愛い。誰かが置いていったフリーフードが充実している笑
感想:三つの中で一番人で賑わっていた。その分友達ができる可能性は高いかもだが夜うるさいことも。布団と枕がペラペラなのと部屋が寒くてあまり安眠は出来なかった。洗濯は有料。
YHA Taupo
総合 ★★★★★
清潔さ ★★★★★
設備 ★★★★★
接客 ★★★★★
値段 ★★★☆☆
その他良かった点:ラウンジでNetflixが見れる。部屋に大きなヒーターがある。部屋に鍵付きのボックスがある。
感想:全体的にめちゃくちゃ綺麗で可愛くてびっくり。布団も清潔でふかふかで枕は二個付き。他に比べて若干規模が小さめなのか、洗面台が男女共有だったのが残念。犬がヤンキー。
Bob’s Hostel
総合 ★★★★★
清潔さ ★★★★☆
設備 ★★★★☆
接客 ★★★★★
値段 ★★★★★
その他良かった点:三つの中で唯一の無料朝食付き!洗濯も無料。部屋にも洗面台がある。屋上(と言っても二階w)のテラスが広くて気持ちいい。
感想:正直ネットの評価があんまりだったので心配だったけど、建物が古いだけで普通に清潔だしコスパはかなり良いと思う。ラウンジにソファーが少ないのが難点。
…
…
ってするつもりだったのですが、(これ書いたのはボブズ初日)前言撤回。
総合:★★★☆☆
設備:★★☆☆☆
に変えます!ここ、同じ建物の一階がアイリッシュパブになっていて、部屋の位置によっては(私が泊まった部屋はワースト)夜中に「ここクラブかな?www」ってくらいアホみたいにうるさい音楽と、心臓に響くくらいの振動を感じます。正直これで宿泊施設を名乗っているのが驚きです。他が良かっただけに残念ですが、週末を避けて、パブから遠い部屋の利用(部屋の位置はスタッフに要確認)だったら問題ないかと思います…。クラブミュージック大好きな方には超おすすめ!笑
お風呂ある!浸かれる!と思ったら栓がなかったw
いくつかのバッパーを経験して、総合的には想像していたバッパ―のイメージよりはるかに過ごしやすかったというのが感想です。
立地を項目に入れなかったのは、Bob’s Hostelがずば抜けてタウンのど真ん中にあるものの、どこもタウン中心に位置していて大差なかったからです。
接客は評価するほど大した会話はしていませんが、皆さんフレンドリーで親切だったのでオール5にしました!
時期やタイミング、利用する予約サイトによって値段は変わってきますが冬のタウポで平日だいたい16NZD~21NZDくらいで宿泊しました。同様に宿の雰囲気や人の多さももちろん変わってきますが、タウポのバックパッカーズでヤバそうな人は全く見かけませんでしたし、女性1人とかでもデビューしやすいのではないでしょうか。
夏になるにつれて値段も混み具合も一気に上昇しますが、タウポは日帰りではなく個人的に少なくとも一泊はしてほしいクールな町なので、宿の値段を抑えて他に使いたい!っていう私みたいな人はぜひ利用してみてください。
予約はいつもブッキングドッコムを使っています。
めめ(@nemuiusagi_)
Whittaker’s(ウィッタカーズ)のチョコ全種類食べ比べしてみた【ニュージーランド】
ニュージーランドの美味しいチョコレートと言えばまず思い浮かぶのがWhitteker's(ウィッタカーズ)ではないでしょうか。ずっしり重いブロックチョコももちろん美味しいけど、中でもArtisan Collectionにハマっています。まずどこよりもパッケージがお洒落で気分を高めてくれるうえに、味も格別って最高すぎませんか?
ArtisanとはCraftsmanという意味らしいです。スーパーに行くとずらっとたくさんの種類が並んでいるので、多すぎて選べない!ということでArtisan Collectionのニュージーランド編を全種類食べ比べてみたので勝手に食レポします!
元の値段は少し高めですが、私が買うお店ではだいたい一つ3.49NZDで、たまにセールで2つで5ドルの時があるのでそんな時はかなりお買い得ですね!
結論全部美味しいので順位を付けるのは心苦しいのですが、何となく私の好きな順に紹介していきます。
ニュージーランドWhittaker’s(ウィッタカーズ)のチョコレート全種類食べ比べ
Fijian Ginger and Kerikeri Mandarin
噛んだ瞬間カカオとマンダリンの香りが口の中いっぱいに広がる非常に完成度の高いチョコレート。「チョコは甘くてなんぼ卍」とばかり思っていた私が、ダークチョコの美味しさに目覚めるきっかけとなったのもこれ。個人的にKerikeriでミカンばっかり食べていたので、「あーあの時のミカンが…」と思いふけながら食べている。
Hawke’s Bay Black Doris Plum and Roasted Almonds
これは一番意外だった。噛んだ瞬間フェミニンな香りがはじけて、良い匂いのお姉さんとすれ違った時の感覚。(笑)チョコにプラムって珍しいし正直期待していなかったけど、独特のクセは一切なく、ローストアーモンドの香ばしい香りとミルクチョコとの甘さと、全てがお互いを高め合って一つになったのだと納得する傑作。
Marlborough Sea Salt and Caramel Brittle with Saffron
ベースのダークだけでもすでに美味しいのに、シーソルトがそれをさらに引き立て、カリッとした触感まで楽しめる。サフランが何かわからなくて味の想像がつかなかったけど、正直サフランらしきものは特に感じなくて好き嫌いの分かれない味なので、ミルクやホワイト派の人にもぜひ一度食べてほしい。
Japanese Matcha and Caramelised Pistachios in White Chocolate
番外編:ラグビーワールドカップ にちなんだ日本(アウェイ)のチョコ。ホワイトが私の中で伸び悩んでいる中、これはヒット。日本の抹茶チョコのように濃厚ではないが、それが逆にピスタチオとホワイトチョコと良い感じに混ざって絶妙に美味しい!カリッと弾けるナッツの触感も良い。ちなみにコーヒー好きじゃないのでフラットホワイト(ホーム)の方は食べていません。
Nelson Pear and Manuka Honey
ペアとミルクチョコレート感が強くて、マヌカハニーはふとした時に感じるくらい。梨のグミみたいなのが歯に挟まりやすい仕様となっているが、硬めの歯ごたえがアクセントになっていて割と好き。見え隠れするハニーを追い求めてばくばく食べてしまう。
Single Origin Samoan Cacao
Whittaker’sのダークチョコレートは美味しいと脳が理解してしまったので当然美味しい。カカオ64%がどのくらいなのか正直わからないけど、「ブラック=苦い」というイメージがあるとすればそれは違う!これは全然苦くない!口に入れた時の食感はパリッと軽いのに、すぐに体温で溶けて深い香りに包まれる。
West Coast Buttermilk Caramelised White Chocolate
名前からの想像通りと言えば想像通り。ホワイトチョコとキャラメルがリッチに混ざり合っている。「海外×キャラメル=激甘」というイメージがあるけどこれはすごく上品。濃厚だけどくどくはないのでてつい手が伸びてしまう。
West Coast Buttermilk Caramelised White Chocolate with Gingerbread Biscuit
上と似ているけどジンジャーブレッドが前面に出ている。というか砕けたクッキーも入っているのでほぼジンジャーブレッド。よって好みが分かれる味かもしれない。噛んだ時にブラックがパリッとしたドライな歯ごたえに対し、ホワイトは少々もてっとしている。
Hawke’s Bay Braeburn Apple with Heilala Vanila
想像よりリンゴ感が強くて、甘~いリンゴ味のチョコレートという印象。それもフレッシュに香るというよりは前面に主張してくるのでリンゴ好きにはおすすめするけど、特別好きなわけでもない私はもう少しチョコ自体の美味しさや触感のアクセントを感じたかった。
Wellington Roasted Supreme Coffee
すごく良いとこのコーヒーを食べている感覚。コーヒーそのまんまの香りがすごい。コーヒーが好きではない私でも美味しく食べられたけど、やはりコーヒーに全く興味がなく比較が出来ないので難しい。めっちゃコーヒー言うてる。
Malborough Sea Salt and Caramel Brittle
と、ここまで来て残りこれだけになったんですけど、これがどうしても近所のスーパーに売ってなくて、実はまだ食べられていません…。また手に入ったら追記します。でもサフランが入っていないだけでほぼ既出のものと一緒だから間違いなく美味しい!笑
私がNZで買えないのにAmazonにこれとリンゴだけありました!笑 この美味しさが日本にいても感じられるのはひとまず安心。
定番の食べ応え抜群のブロックチョコも♪
ウィッタカーズに限らずNZのチョコは何かと美味しいので食べたしたらやめられなくなって、ほぼ毎日食べちゃっています…。ほんとに麻薬並みの依存性があるのでお試しの際は気を付けてくださいw
【ワーホリ中の貯金のコツ】一か月の収入と支出を全て公開!
普通に大学を卒業して新卒で働いていた私にとって、正社員を辞めて外国で働きながら生活するなんて未知の世界でした。生活水準はどんな感じか、お給料はどのくらい貰えるのか、貯金は出来るのか…等々当時の疑問を思い返してみて、これからワーホリを控える人やすでに生活している人の参考になればと思い、2019年9月の収支を公開したいと思います!
ワーホリで家計簿をつけるメリット
私はニュージーランドに来てから、アプリで家計簿(一人だけど)をつけていて、日にちごと、月単位、ニュージーランドに来てからの収支がそれぞれわかるようになっています。
カード社会であまりお金を使った感覚が沸かないニュージーランドで、無駄遣いも少しは防止できるし、後から見返した時にちゃんと記録が残っているので何かと便利です。
例えば、このとき誰々とご飯行ったなぁとかもわかるので日記代わりにもなります。何より目で見て貯金額がわかるので、「この数字をもっと増やしたい」という気持ちが強く芽生え、結果的に貯金に繋がるのでおすすめです。アプリは何でも良いと思いますが私はMonelyzeがシンプルで見やすいので使っています。
【ワーホリ中の貯金について】一か月の収入と支出を公開
こちらが9月の収支状況です。
収入は青字、支出は赤字で記載されて、一カ月全体では$1,349.50貯金出来たことになります。8月も同じくらいでした。現在私はお寿司屋さんで1日4.5時間働いており、それが唯一の収入源となります。
【収入】
【支出】
(1番割合の高い工具マークは車のオイルチェンジ)
貯金をしようと思ったら収入を増やすか支出を減らすかのどちらかですが、今の私の能力を考えると時給の高い職に就くのはほぼ不可能、だからと言って日本にいたときのように朝から晩まで働くのは何か違うなと思っていたので、収入増はハナから諦め支出を減らす方向へ。
今月は特にキッチンの修理や病気で休みが多く、12万ちょっとしか収入がないにもかかわらず10万近くも貯金出来たのは、圧倒的に支出が少ないからです。どこを減らしているかというと、「家賃」。
ワーホリ中に貯金をするにはまず家賃を削るべし
ニュージーランドに来てから5カ月を迎えようとしていますが、実はまだ普通のフラットに住んだことがありません。helpx、バックパッカーズホステル、airbnbをふらふらと渡り歩いてきましたw
9月もほぼhelpxのお家に滞在していたので数日のバッパー費以外は家賃(前半は食費も)は一切かかりませんでした。毎週200ドルかかるのとかからないのとでは大きな違いですよね!
もちろん、タダで泊めてくれるわけではないので働くことにはなりますが、私が4週間滞在させてもらったファームは、感覚としては「仕事」というよりは「新しい経験」をさせてもらっていると思う時間の方が多かったです。
また、とてもeasy goingなファミリーだったので日によって楽な日もあったり、病気の時は「今日はいいよ~」と言ってくれたりと、「勤務」とは全く違う感覚でした。
お給料をもらって働くとなると最低勤続期間があったり、何時から何時までピタッとした決まりがあるかと思いますが、「お手伝い」だとホストとヘルパーのやり取り次第なのでゆるっと働けるのが魅力です。もちろん、働く時は責任を持ってしっかりやります!
ワーホリ中に貯金をするには食費のかからないライフスタイルに!
あと他に支出を減らせているところと言えば「食費」。と言っても飢えているわけではないです(笑) これは、helpxのエクスチェンジに食事が含まれているときももちろんそうですが、私のバイト先のお寿司屋さんが毎日10時半という中途半端な時間にまかないを出してくれるので、朝ご飯と昼ご飯を自分で用意しなくて済むのです。これはだいぶ有り難い。
期待とは異なりまかないはお寿司ではなく韓国料理なのですが、毎回炊きたての白米も食べられるし、豚バラや牛薄切りなどニュージーランドで手に入りにくい食材も使ってくれるので助かっています。
しんどい思いをしなくても、英語力がなくても、ワーホリ中に貯金は出来る!
少し話がそれましたが、上記の理由から生活費がほぼかからない生活をしているので、支出を大幅に抑えることができました。お金を使うことと言えば、チョコレート代(依存症)、食費、寿司代(依存症)、ガソリン代くらいですかね。9月の後半は我慢の限界でちょっと外食が続いちゃってます。
ちなみに貯金はしなければいけないとは全く思っていません。何か目的があってしているわけでもなく(結局旅行で消えると思うけど)、ただしたいからしているだけですwせっかくのホリデー、色んな経験につぎ込むのも良いし、お酒に消えるのもまた良いですよね←
100人いたら100通りのやり方があると思いますが、こんな人もいるんだよ~ってことでさらっと流してもらえたらと思います。
めめ(@nemuiusag_)
ニュージーランドで飛び石に遭った!保険は適用?請求→修理まで実際の流れ
皆さんの車の保険は飛び石による被害も補償してくれますか?私はニュージーランドで車を購入しAA insurance に申し込む際、オプションでフロントガラスの傷のフルカバーが付けられることは知っていたのですが、日本で飛び石の被害に遭ったことがなかったし、いまいちピンと来なかったので入りませんでした。
ニュージーランドで車に乗るなら飛び石保険は必須!
結論から言うと、ニュージーランドで(街乗り以外で)車を運転する人はこの飛び石補償はマストです!私はkiwiに付けたほうが良いよ言われて即AAでオプショナルカバーを付けて、即傷ができましたw
どこで付いたか気付かないような小さな傷なので、放っておこうかとも思ったのですが、調べてみるとそのまま放置していると高速で走っているときに大きなヒビになってしまったり、後々大変そうなので重い腰を上げて修理することに。
ニュージーランドで飛び石に遭った!そのまま走行は出来る?
実際、フラットメイトの買ったばかりの車のフロントガラスに横いっぱいのヒビがあって理由を聞いたら、オークランドで買ったときは小さな傷だったのが、タウポへの走行中にひび割れてしまったそう。
ニュージーランドの高速道路、いわゆるハイウェイでは制限速度100㎞は当たり前。みんな100㎞オーバーでびゅんびゅん走るうえに、日本の高速道路のような良く舗装された道ばかりではなく、残念ながら飛び石に遭う可能性は十分にあるのです。
専門的なことはわかりませんが、車のフロントガラスは三層構造になっていて、シートを挟んで二枚のガラスから成っているので、外側のガラスが割れても走行できるようにはなっています。試しに傷のところを中から触ってみると確かにツルツルでした。
ニュージーランドで飛び石保険に入るには?AAの規定は?
オプションを追加するには、直接AAの支店に行って、「オプショナルカバーを付けたいんですけど~」と言ったらものの数分で手続きが完了します。担当の女性に「私ももう今年3回使ったわ~haha」って言われました(笑)
追加の値段は私の場合は60NZDほど。ほんと、ニュージーランドの事務手続きって楽でいいですよね。私が電話が嫌いだから直接行っただけで、電話でも出来るかもしれません!
ちなみに、AA insurance のオプション無しの場合でも、全く補償されない訳ではありません。ただし、事前に自分で設定した免責額を超える分しか支払われないので、免責低めに設定した私でも修理費の安い(だいたい100NZD前後かな?)飛び石などの修理はほぼ意味がありません。大がかりな修理に比べたら安いと言っても、それを毎回自費で払うのはかなり痛いので、やはり保険には入っておいた方が良いと思います!(大声)
ニュージーランドで飛び石請求→修理の実際の流れ
請求についてはまずAAのClaim局へ電話し、車のナンバー、本人確認等を済ました後、傷にはいつ気付いたのか、どのような状態か、等を聞かれ、最寄りの修理ショップへ案内されます。
ニュージーランドで有名なのはnovus(ノーヴォス)やSmith&Smith あたりでしょうか。novusでいい?と聞かれ、タウポのnovusの評判の良さを聞いていた私は二つ返事でOKし、Clam reference number (確認番号)を伝えられ電話は終了。とてもわかりやすく親切な説明でした。
その後novus から電話がかかってきて、修理の日時を決めてその日は終了。AA側から修理会社にコンタクトを取ってくれているので、こちらは電話を待つだけで良いし、お金を払う必要はありません。
- 飛び石:chip(小さな傷), clack(大きめのヒビ)
- フロントガラス:windscreen, windshield
このあたりの単語が使えます。
当日はお店に行って、鍵を渡して15分くら待つだけで完了。見た目は正直「ほんとにこれで大丈夫…?」と思うくらい何も変わっていませんでしたが、元々が小さな傷なので走行中にひび割れたりする危険がないのならいいか…という感じです。
というわけで、ニュージーランドで初の飛び石被害に遭い、修理してもらった話でした。AAの方の親切で迅速な対応に感謝します^^
めめ(@nemuiusag_)
ワーホリファームジョブで頻繁に使う農業英語・用語まとめ
ニュージーランドでちょっと町を離れると、無数にファームがあってファームで過ごす機会は誰にでも訪れる可能性があります。というか、せっかくニュージーランドに来たのにファームを経験しないのは個人的にはもったいないと思います。オーストラリアも同様に。
一口にファームと言っても、オーチャード(果樹園)、野菜畑、ウール、畜産…等様々ですが、筆者が経験した主に動物がいるファームで頻繁に耳にした英単語を紹介していきます!
農業用具の名前や家畜の総称など専門的な用語は知っていないと耳に入ってこないし、あらかじめ目を通しているだけでずいぶんと仕事のしやすさが変わってきます。ワーホリ中にファームでエクスチェンジや仕事を探そうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
ワーホリファームジョブで使う農業英語・用語まとめ
<家畜編>
cattle:牛全般
bull:去勢されていない雄牛
ox:去勢された雄牛(牛は去勢されているか否かで性格も扱いも全く異なるそう)
calf / calves(複):仔牛
lamb:仔羊
hen:雌鶏
rooster:雄鶏
<牧場編>
paddock:放牧場、パドック
shed:納屋、小屋
hay / haystack:牧草(発音;ヘイ だいたい巨大な円柱型)
pen:動物を仕切る囲い、フェンス
※発音はkiwiイングリッシュの場合「e」がほぼ「i」に聞こえるのでピィンです。
reel:penを作るときも使う、巻き巻きして収納できる紐(電気も通す)
shift:移動させる(動物を他のパドックへshiftする)
tandard(s) / post:reelを通して土に挿して使うピン(別名;pig’s tail なぜそう呼ばれるかはお分かりの通り)
<道具編>
wheelbarrow:土や木くずを運ぶ一輪車
torch:明かり、ライト
wrench:レンチ
axe:斧(発音;アックス)
bolts & nuts:ボルト&ナット
washer:ボルトとナットを固定するときに土台としてしいておく金属部品。ウォッシャー(写真では1番右)
screw:ネジ
nail:釘
pliers:ペンチ
saw:のこぎり
<用語編>
chase:素早く追い詰める(動物を違う場所へ移動させたい時など、音で驚かしたりchaseして進行方向へ進ませます)
docking:羊(に限らずですが主に羊)の尻尾を短く切ったり、耳をカットして印をつけたりする作業
(見た目はかわいそうですが、羊を感染症や不潔から守るためのこと)
castration:去勢
feed:餌、ミルクをあげる
貴重な経験ができてお金も貯められるファームジョブは ワーホリ者におすすめ!
いかがでしたか?ホストに「○○やっといてね~」と言われても、私は何度も聞き返してしまうことがありますが、出来れば一度で聞き取りたいもの。慣れない単語で最初は戸惑うかもしれませんが、一度聞き取れれば、決まった単語ばかり使うのでそこまで難しくないと思います。
タウポのビーフファームでの仕事内容は、今までの人生から全く想像できないことの連続で、毎日が新鮮でした!体力的にハードなこともありますが、貴重な体験をさせてもらえてお金までもらえる(または生活費が浮く)なんて有り難い話です。経験としてワーホリ者にはおすすめです!
ちなみに私がファームジョブをするに至ったのは今回ニュージーランドで二回目のhelpxを利用したからです。helpxについてはこちら。
ニュージーランドのファーム事情、体験談については別記事で紹介します。
めめ(@nemuiusag_)
【ロトルアの穴場】グーグルマップにも載っていない無料の天然温泉へ行ってみた
穴場大好き芸人なのでまたまた秘境巡りしてまいりました!ニュージーランドには天然の温泉スポットがたくさんありますが、中でも人に知られていなくて雰囲気も抜群の穴場スポットを教えてもらったので紹介します。
グーグルマップにも載っていないロトルアの穴場!無料の天然温泉とは!?
こちらがロトルアの穴場中の穴場、森の中に突然現れる自然のホットプール!
地図にも載ってなくて名前もないようなところですが、結構楽しめました。
こぢんまりとしたプールがちょうど良い大きさで、滝がまたそれっぽい雰囲気を醸し出してくれています。周りは開けていなくて木々に囲まれているので、プライバシー(?)も確保されています。私が行ったときはたまたま先客がいましたが、誰もいないときにカップルとかで行ったら楽しそうーと妄想が膨らみました(笑)
お湯の温度や深さも丁度良くて、ずっと浸かっていられる温度。ただ自然のものなので砂というか泥はすごいです。夕方から行ったので夜は温泉に浸かりながら満点の星空を見る、という贅沢な体験も出来ました。もちろん無料です!
ロトルアの穴場、無料の天然温泉への行き方
場所はロトルアとタウポの間で、だいぶロトルア寄りですが、タウポからでも40分くらいで行けます。
周辺には「Lady Knox Geyser」や、「Kerosene Creek」など似たような天然の温泉スポットがいくつかありますが、ここはグーグルマップには載っていないので、自力でたどり着くしかありません。と言っても舗装された大きな道沿いにあるので、ピンの地点に車を停めて北東に10分ほど歩くと到着します。The Avenue沿いに車を停められればすぐなのですが、だいたいこの道が車両通行を防ぐために閉鎖されているので、その門を通って歩いて行くことになります。
The Avenueを歩いていくうちに、かすかに滝の音が聞こえてくれば近くのしるしです。右手側に獣道っぽいところが現れるので、そのそれっぽい道に沿って奥に進んでいくとすぐに滝が見えてきます。
ロトルアの穴場、無料の天然温泉へ行く際の注意点
- 入口にはサインも何もないので、人が通ったっぽい道を辿ることになります。
- もちろん周辺には更衣室もトイレもないのでそこはもう自然と一体になるしかありませんw
- ニュージーランドの温泉では水着着用が基本です。(先客の方々はすっぽんぽんの様子だったけどw)
- 岩場がごつごつとしているうえに泥で濁って水底が見えないので、こういうダイビングソックスがあれば安全だと思います。
- どこに行っても共通することですが、温泉に財布やスマホは必要ないにせよ車には貴重品は置いていかないようにしましょう。余談ですが私は毎日使っているカバンにパスポートと財布とビザのコピーを入れてどこへ行くにも肌身離さず持ち歩いています。
海外にいると日本のあったかい温泉が恋しくなりますが、ニュージーランドはそんな私たち日本人にももってこいの国。ロトルア・タウポ近郊に来る際はほっこり休んでみてはいかがでしょうか。
めめ(@nemuiusag_)
【タウポの穴場スポット3選】エメラルドグリーンに輝く秘境の泉への行き方
もしかしてこれを読んでいるということは、ニュージーランド北島・タウポ周辺の観光スポットはもう行き尽して、どこか他の素敵なスポットを探していますか?あるんです(笑)The Lost Lagoon やHidden Oasis と呼ばれている小さな泉を含む穴場スポットをいくつか紹介します。
タウポの穴場スポット、秘境の泉について
秘境の泉はタウポタウンセンターから南へ一時間弱、タウポレイクを挟んでほぼ反対側のKuratauという地域にあります。
インスタグラムで初めてその画像を見たとき、とても綺麗だったのでインターネットで調べてみたのですが、場所に関する情報はほとんどありませんでした。グーグルマップにも載っていないので、行った人の情報を頼りに何とか場所を特定し、先日実際に行ってみました。
秘境の泉は駐車場(ただのちょっとした広場)から歩いて5分くらいなので秘境とはいえ普通の恰好で大丈夫です。
途中の道も緑豊かで癒される
泉自体は大きくはありませんが、太陽の光でエメラルドグリーンに反射する水面が非常に美しいです。私は冬に行ったので特に「見る」以外にすることがなかったのですが、誰もいない中夏の暑い日にここで泳いだら最高だろうなぁと思いました!
秘境の泉へのアクセス・行き方
タウポタウンセンターからは、
State Hwy 1で湖沿いを南に走る→Turangiという町で右折しState Hwy 41へ→Lake Kuratau付近で右折しWestern Bay Rdへ→少し走ると右手にKuratau Hydro Rdがあるのでそこをまっすぐ走る→道の終わりに左折するようになっているがそこを左折せずに未舗装の道をそのまま進む→途中道が3方向に分かれてるところがあるが一番左を進む→駐車場(広場)に到着
未舗装の道の前には注意喚起の看板が立てられています。私が行った時は晴れていて全く危険なところはなかったですが、もちろんその時の状況により変わるので自己責任になります。
周りはニュージーランドらしい農場に囲まれていて、帰りには牛の大移動にも遭遇しましたwタウポタウンへ帰る途中に立ち寄ったスポットも次にいくつか紹介します。
タウポ周辺、トンガリロ方面の穴場スポット
Maunganamu(Mosquito Hill)
State Hwy 41沿いにある小さめの山です。登山口はハイウェイの反対側、川沿いにあるのでそこまでも10分くらい歩きます。登山口のすぐ前まで車で乗り入れることも可能そうでしたが、道が悪かったので私はハイウェイの横の広場に停めました。
何の看板もないので入り口が少々わかりにくいですが、川沿いを歩いていると道っぽいところが見つかります。
トータル1時間半くらいで楽しめるトレッキングコースで、ふらっと寄っただけなのにここが意外と気に入りました。川沿いの景色ものどかで癒されるし、頂上からの眺めはタウポレイクとトンガリロリバーと山並みが見渡せて想像以上!ちなみにここも私たちの他には誰もいませんでした。
Major Jones Bridge
ただの吊り橋です(笑)でもとても綺麗なのはここがニュージーランドだからでしょうか?川の水が透き通っていてキラキラしていたのが印象的でしたが、今思うとこの川はトンガリロリバーで、その元はトンガリロウォーターとしてニュージーランド中で売られているくらいだからそりゃ綺麗だろうなと。(水の出どころの詳しいことは知りませんが…)Turangiの町からすぐなのでちょっと寄ってみるのもありだと思います。
Hydro Eatery
Turangiのガソリンスタンドのお姉さんにおすすめしてもらったカフェ、私もおすすめします。
何てことはない普通のカフェですが、デッキからの景色も良くて、カフェご飯が美味しい!チャイラテとミルクレープみたいな形のラザニアのような食べものを頼んで、ピクルスとクリームチーズのトーストみたいなやつを味見しました。どれも美味しいけどまずパンが美味しい!トンガリロナショナルパークからも遠くないですし、途中でちょっと休憩するのにぴったりです。
タウポの定番スポットに飽きたら穴場で楽しもう!
クールな町タウポをもっと好きになる穴場スポットを紹介しました。言わずと知れた定番スポットももちろん良いけれど、「秘境」とか「穴場スポット」って何だかとてもわくわくして私は大好きです。ガイドブックやネットコラムに載っているのはほんのわずかで、ニュージーランドにはまだまだ数え切れないほどの魅力的な場所があるんだろうなと思うと、これからもっと感じたいし、共有していきたいです。
在住者によるタウポでおすすめのお店6選【カフェ・ランチ・ディナー】
現在ニュージーランドの北島、タウポに住んでいる筆者が実際に訪れて良かったお店を紹介していきます。タウポへお越しの際はぜひ参考にしてみてください。
ちなみに私はコーヒーを飲まないし外食でサンドウィッチとかエッグベネディクトとかを食べようと思わない人なので、カフェっぽいカフェにはほとんど行っていません…。
タウポでおすすめのお店6選【カフェ・ランチ・ディナー】
1.タウポが誇るミートパイ「Fast and Fresh Bakery Cafe」
まずは定番、ニュージーランド国内のパイコンテストで何度も賞を受賞しているミートパイのお店。
ニュージーランドはイギリスからの文化が流れてきているので、ミートパイはkiwiにとってもポピュラーな食べ物です。「有名だから行っとくか」くらいの軽い気持ちで、パイという食べものに一切期待していませんでしたが(イギリスのパイはまずいというイメージ笑)、パイ生地が香り高くサクサクで美味しかったです。
クリーミーマッシュルームベーコンチーズとミンチチーズを食べましたが、個人的にはクリーミーがおすすめです。物価が高めのNZで一つ$4~5くらいでお腹も膨れるのでコスパも良い!
2.タウポ1のバーガーショップ「Pauly’s Diner」
カウントダウンの向かいのハンバーガーショップ。グーグルマップでやたらと評価が高かったので行ってみました。
店に入るとフレンドリーな店員さんが迎えてくれます。私はチーズバーガーとスイートポテトフライを頼んだのですが、それならコンボの方がお得だよ!ということでドリンク付き$16.5のコンボに。注文してからパテを目の前で焼いて作ってくれます。期待値が高かった分不安でしたが期待を裏切らない美味しさ!バーガーはバンズが香ばしく軽くて、じゅわっとしみ込んでいるバターの風味も最高。パテも存在感があって良かったです。
スイートポテトフライはニュージーランドで言うクマラ(Kumara)というサツマイモみたいなやつですが、これがまたたまらない。クマラのほっくりした甘さと油と塩加減が食べだしたら止まりません!タウポを去る前にまた絶対行くと思います。
3.タウポ在住インド人おすすめ「Incredible India」
インド人のフラットメイト一押しのインド料理屋さん。店内は広くてテーブルセットもされてあるちゃんとしたレストランです。前菜$10前後、メイン$20前後、ナン$4くらいです。
インド人に選んでもらった前菜のManchurian(見た目はミートボールみたいだけど野菜)とデザートのクルフィ(Kulfi)がめっちゃ美味しくて2回目行った時もリピートしました。クルフィはピスタチオとマンゴー味で、口どけ滑らかで素材の味をしっかり感じられるインド風アイスクリームです。
メインはバターチキンカレー、エビココナッツクリームカレー、マッシュルームほうれん草カレーをいただきました。どれも美味しかったですが、特にバターチキンカレーはトマトのフレッシュさが際立って、今まで食べたバターチキンカレーのイメージが覆されました。辛さは全てミディアムにしましたがまろやかで全然辛くなかったです。サイドのガーリックチーズナンは名前からしても美味しくない訳がない…!2回ともディナーで行きましたがお得なランチセットもあるので今度はそれで行きたい。
4.タウポの手作りスイーツ「Baked with Love」
小さなケーキ屋さん兼カフェです。写真はケーキ屋さんのほうですが、すぐ近くにイートインのカフェがあります。
ニュージーランドのケーキ屋さんって、日本みたいな色とりどりのフルーツを使ったケーキやふわふわのシフォンはあまり見かけなくて、ずっしりブラウニーやこってりキャラメル、デカいマフィンが主です。そしてそのずっしりがまた美味しいから困るんです~。この量食べたら確実に糖分取り過ぎだろうなと思いながらも、甘いものはやめられません。
ここのチョコレートキャラメルブラウニー($8)、甘いもの食べたい!って時にぴったりです。濃厚でしっとりしていて一口に重みがあるので満足感が高いのもポイント。私は2~3日に分けて食べていました。←
5.タウポ唯一のタピオカショップ「.Bubble delicious teas」
タウポで唯一のタピオカ屋さん!タピオカ好きの私にとって見つけたときは感動ものでした…。オークランドではタピ屋はたくさんあるので選ぶことが出来ますが、タウポにはもうここしかないので美味しいことを祈りながら入りました。
結果、ちゃんと美味しくて安心。お茶の種類はオリジナルミルクティーしかないけれど、スイカやハニーメロンなど珍しい系も。トッピングは1種類まで無料です!タピオカはもっちり歯ごたえのあるノーマルな感じです。
オーナーさんがとっても優しくて、私が初回に「タピオカ大好きであること、タウポでタピ屋に出会えて嬉しかったこと」を話したからかどうかはわかりませんが色々サービスして頂いて通ってます。
ちなみに出来る限りゴミを増やしたくないのでタピオカの容器は洗って再利用しています!
6.寿司レベルの高いタウポの中でも優秀「Suncourt sushi」
最後はもちろん寿司で締めます!なんと私のバイト先ではありません(笑)私のところも美味しいのですが、コスパとか設備とか総合的に考えた結果僅差でこちらに。
ここのお寿司はお手頃価格なのにケチらずネタがたっぷり入っているところと、味付けが豊かなところが好きです。ライスペーパーロールと揚げ寿司、炙りサーモンにハマってます。というかもはや無料のわさびと生姜と醤油で幸せになれます。
日本のお寿司を想像していたら衝撃を受けますが、もうこれはこれと考えて、目の前のSushi(スーシー)を美味しく頂きましょう!w私はお昼時には行ったことはないですが、人気店でよく並んでいるみたいなのでそんな時はぜひ私のバイト先Tokyo Sushiへ!
いかかでしたか?ニュージーランドのお店は基本テイクアウトできるところが多いので、晴れた日にレイクサイドでタウポの美しい景色を見ながら食べたら最高です!